夏の美味、岩ガキ。

夏の美味はいろいろあれど、ゼッタイはずせないのが岩牡蠣。
年に一度、産地から直送してもらいます。
待ちに待って、ようやく夏に会う気持ちの高ぶりは、
七夕のおり姫さま並みかもしれない。ふふ。
冬によく食べるカキは「マガキ」という種類で、秋から早春までが旬です。
「Rのつかない月には食べるな」といわれるアレです。
岩ガキはこれとは種類が違うもの。
夏場が最高の味になります。
天然の岩ガキは、漁場も日本海側にほぼ限られ、収穫量も多くありません。
そのため、お店で買ったり、レストランで食べるとかなり値が張ります。
こういうものは、産地直送ですこしお安くお取り寄せして、おうちでたっぷり食べるのがよろしいかと。
さて、8月最後の週末。
去る夏を惜しんで、遅めの岩ガキ・パーティーをしました。
集まった友人たちは、いずれもカキ好き。
もちろん、お酒も大好き。
器に盛られた岩ガキと、盛りきれない発砲スチロールの中の岩ガキを見るなり、大喜び。
「わあ、すごい立派ね」
「こんなのオイスターバーでも見ないよ」
そろりそろりと口へ運ぶ。
お箸がすごく重く感じるくらい、ずっしりどっしり。
弾力となめらかさが押し合いへし合い、
なんだか口の中で、イルカが跳ね回っているみたい。
ぷるるんをかみ締めると、とろりと海が流れ出た。
「うーむ、ウマイ!」
「ほわぁ、なんておいしい!」
「もうすんごく幸せ〜」
みんな顔までとろけていました。
今年はもう晩夏の注文だったこともあるのか、
例年よりも大ぶりで味が濃厚だったように思います。
レモンだけをちゅっと絞るもよし、生姜醤油に浸すのもよし、
モルト・ウイスキーを数滴垂らすのも、これまたよし。
どれがいちばん気に入った?
と、投票をしてみました。
甲乙付けがたいが、やはり日本のカキらしく、生姜醤油が最も似合うかも、というのが結論。
甘みが強いので、生姜醤油がキリッと味を引き締めるのです。
あまりに大きくて、あまりに味が濃厚なので、
3つ食べたらお口も満足、4つ食べたら頭のてっぺんまで満足。
「ああほんと美味しかった。ごちそうさま。来年も誘ってね〜」
本日の締めのセリフでございました。
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☆本日のメニュー;
新潟県村上の天然岩ガキ、ひとくち蕎麦、寒天サラダ、丸ナスの揚げびたし、
炊きたて羽釜ご飯、冬瓜と豚肉のお椀、お漬物盛り合わせ。梅酒ゼリー。



【寒天サラダ】
戻した糸かんてん、茹でエビ、アボカド、パプリカ、きゅうり、あおじそを混ぜて、米酢・レモン汁・ナンプラー・ごま油などで味付け。

【丸ナスの揚げびたし】
丸ナス・インゲン・ししとうを揚げて、新生姜をたっぷり加えた漬け汁に浸す。

【ごはんもの】
冬瓜と豚肉をカツオ出汁と鶏がらスープで煮たお椀もの。
お漬物はぬか漬けと、スイカ・茗荷を梅酢に漬けたもの。

本日の最もヒットしたワイン。岩ガキにぴったり!
■「うおや」
我が家では毎夏、新潟県村上の「うおや」さんに注文しています。
お願いすると、殻を外して送付してくれます。
(カキって、殻を開けるのがタイヘンなのよねぇ)
もう岩ガキは終了してしまいました。冬は塩引き鮭がオススメ。




