加島屋の鮭茶漬け。

越後へ帰省する折にときどき買うのが、加島屋の「さけ茶漬け」。
似たような商品は、他のお店からも多数販売されている。
でも、義母(姑)のイチオシは加島屋。わたしもそう思う。
「茶漬け」という名前だから、もちろんお茶をかけて食べると美味しい。
が、炊きたてほかほかの白米(できたら新米)に、この薄紅色のフレークをこんもり乗せてパクつくのは、もっと美味しい。
おむすびの具にしても、混ぜご飯にしてもイケます♪
93歳の祖母に、加島屋から瓶詰めと味噌漬けなどの漬け込み魚のセットを送った。
数日して、祖母から、届いたよと電話があった。
「たいそうなごちそうを送ってくれて、ほんっとに、ありがとう。ばあちゃんな、新潟のお魚がこんなにおいしいって、知らんかったよ」
「よかったぁ。おばあちゃんにね、元気出して欲しいなと思って、送ったのよ」
ゆっくり大声でそう応えるも、たぶん、おばあちゃんには聞こえていない。
「あんなぁ、ちょっと食欲なかったんけどな、これで食べたら、ご飯がほんっとにおいしい。まだな、あるきに、ばあちゃんの分ちゅうて、とっといてもらっちょるよ。ありがとう」
電話の向こうで、おばあちゃんは子供みたいに泣いている。
このところ、とみに涙もろくて困る。
ともかく、気に入ってくれたようでヨカッタヨカッタ。
何度もありがとうと繰り返したあと、おばあちゃんは電話を切る直前に、さらっと言ってのけた。
「ほんっとに嬉しかったで。あんたのこと、大好き。また送ってな!」
☆今夜のお献立;
4色ごはん(鮭茶漬け・焼きたらこ・炒り卵・野沢菜)、ぜんまいとちくわと人参のお煮物、ごぼうときゅうりと寒天のサラダ、きゅうりのぬか漬け・お茄子の浅漬け、お味噌汁。梨。
■加島屋 「さけ茶漬け」
袋(100g)1,155円/小ビン(100g)1,260円
新潟市東堀前通8番町1367 / tel;025-229-0105
新潟の主なデパートのほか、関東関西のデパートにも出店あり。
今回は袋入りを買ったのですが、うっかり撮影するのを忘れました。
こちらのみなさんのブログに写真があります→
食楽Life++Pleasant++ / yo!happy!blog! / 筆の向くまま 気の向くまま 勝手気ままに 徒然雑記 / 男のロマン / NIIGATA+niigata
ホワイトシチュウのコツ。

半袖一枚では肌寒くなってくると、シチューが恋しくなります。
昔は市販のルウを使っていたこともあったのですが、ここ数年はもっぱらホワイトソースから作っています。
実は、ホワイトソース(ベシャメルソース)を作るのは簡単。
お野菜やお肉をコトコトと煮ている間に、隣でフライパンで作ります。
まず、たっぷりの(ホントにたっぷりの)バターを溶かし、そこへ小麦粉を加え、弱火でしばらく炒める。
小麦粉が鍋底からはがれるくらいになったら、温めた牛乳を少しずつ加え、とろみがつくまで、焦げないよう鍋底からよーく混ぜる。
それだけ。
よりミルク風味を濃厚にしたかったら、生クリームを加えます。
最大のコツは、温めた牛乳を加えること。
冷たいとダマになりやすいのです。
このとき、牛乳は沸騰させるのではなく、電子レンジでチンと温めるくらいのでちょうどいい。
それでも心配だったら、バターといっしょに薄切り玉ねぎの薄切りスライスを炒め、そこへ小麦粉を加える。
こうすると、粉が玉ねぎに絡みつくので、ダマになりにくいのです。
ホワイトソースを自分で作ってみると、おやまあ、なんてたくさんバターを使うんだろう!と実感できます。
この歳になってくると、あんまりカロリーが多いのはね。
ということで、風味は少々落ちるけれど、バターの半量をオリーブ油に変えたり、牛乳の一部を豆乳にしたり、ホワイトソースを少なめにして水溶き片栗粉でとろみをつけたり‥‥。
ソースを入れる前の、具を煮込むときに、ハーブやスパイス、それとしっかりしたチキンスープを使えば、ソースが多少軽めでも美味しくできるのです。
我が家はホワイトシチュウが大好き。
シチュウに限っては、腹八分目とかは通用しない。
心ゆくまでたっぷり食べるためには、いろいろ工夫が必要なお年頃なのです。
☆この夜のお献立;
ホワイトシチュウ、サラダ(ごぼうと棒寒天のサラダ・きゅうりとトマト)、お漬物、白米。ピオーネ。
秋野菜のレシピご紹介のお知らせ。
今月から「ぶどうの木」のサイトで、レシピをご紹介しています。
今月(10月)は‥‥包丁いらずのチンゲン菜ときのこのクリーム煮 / 秋野菜のポトフ / 蒸し茄子とささみの甘酢和え、です。
どうぞご覧くださいませ。
■有機野菜・無農薬野菜の宅配「ぶどうの木」
安全で美味しいお野菜、オススメです!(お買い物の際に「キッチンひめを見ました」と添えると、プレゼントがあります♪)
今月(10月)は‥‥包丁いらずのチンゲン菜ときのこのクリーム煮 / 秋野菜のポトフ / 蒸し茄子とささみの甘酢和え、です。
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安全で美味しいお野菜、オススメです!(お買い物の際に「キッチンひめを見ました」と添えると、プレゼントがあります♪)
長岡小嶋屋のへぎそば / 中越へ帰省(4)

帰省したときに、必ず食べるのが、小嶋屋の「へぎそば」。
今回も殿町(とのまち)の本店へ行きました。
「へぎそば」は、越後独特のお蕎麦です。
「へぎ」というのは、剥ぎ板で作った折敷のような四角い器のこと。
そこに美しく盛ることから、へぎそばといいます。
つなぎに海藻の「ふのり」を使っていて、つるつるとのどごし抜群です。
十割がお好きな方には、少々物足りないかもしれませんが、のどを滑り落ちる感覚は、おそうめん以上。
初めて食べたときから、虜になってしまいました。

注文すると、まず生わさびとあさつきが出てきます。
写真手前のミニミニらっきょうみたいなのが「あさつき」です。
いわゆる葉ねぎのあさつきと同じ種類なのですが、これは自生しているもの。
葉ではなく、球になっている根っこを食べるのです。
長岡では「あさづき」とも言い、山菜のシーズンには山に取りに行き、乾燥させて保存させて一年中、麺類などの薬味に食べられています。
お蕎麦が出て来るまで、わさびをすりすり、あさつきの皮をむきむき。
すこし前までは、胡麻をすりすり、という仕事もあったのですが、最近は胡麻ひきミルに代わりました。
つるつるすべすべしたへぎそばは、清水をすするような清らかさ。
お蕎麦は「たぐる」「すする」という言葉が似合いますが、へぎそばに限っては、「落ちる」「滑る」がふさわしい。
そばつゆも、蕎麦湯も、サクサクの天ぷら(必須!)も、たいへんおいしゅうございました。満足!
■長岡小嶋屋
新潟県長岡市殿町2丁目2-9 / tel;0258-39-0543
なお、小嶋屋には十日町を総本店とするものと、ご紹介した長岡殿町を本店とするものがあります。兄弟店とでもいいましょうか。どちらも「へぎそば」ですが、お味が微妙に異なるようです。お好みで。
※こちらのブログでは、水切りが甘いと指摘されていますが、確かにそうかも。でも、お蕎麦を買って家で茹でたときに、水切りをしっかりしてしまうと、のどごしが若干落ちてしまい、へぎそばらしさが失われてしまいました。なので、そばつゆは薄まってしまうけれど、やはり水っぽさも味のうちかな、と思います。
中越へ帰省(その3)。
巻町のカーブドッチの帰りに、寺泊(てらどまり)に寄りました。
海岸沿いに、何軒もお魚屋さんがならぶ「魚のアメ横」があります。
バスツアーなどで有名、テレビでもよく取り上げられるところです。
日本海で獲れる魚介類から、遠くの海で獲れたものまで、まあ、ありとあらゆる海産物を売っている。
「へい、らっしゃいらっしゃい、○○が安いよぉ!」
客寄せする店のオジサンのだみ声と、観光客のおしゃべり、加えて迷子の鳴き声やら、バスツアーの「○○号車のみなさん、そろそろお時間ですー」というアナウンス。
そりゃあもう、アメ横の名にふさわしい賑わいです。
目的もなくうろうろ店を回っていると、うっかり余計なものまで買ってしまいそう。
お値段は、全部が全部安いわけではないのだけれど、確かに、箱買いするとお得なものが多いです。
あれも欲しいな、これも安いなぁ、と誘惑を振り切るのがタイヘン。笑
さて、この夜は、夫の実家で。
寺泊で買ったお魚や、姑(義母)の手尽くしのお料理が並びました。
それと、おはぎ。
ちょうどお彼岸だったので、姑といっしょに作りました。
あ、忘れずに書いておくと、枝豆は舅(義父)の作品。
お浸しになっている菜っ葉は、舅が作っている大根の間引き菜です。

ここ帰ってくると、必ず、食卓に出るのがぜんまい。
それも、山菜そばに乗っかっているような細いのではなくて、ヒモみたいに太くて、長いのです。

はじめてこれをみたときは、ぜんまいとわからず、ほんとうに驚きました。
もう今では慣れっこ、というより、出てこないと寂しい。
おふくろ(姑)の味、ですね。
ぜんまいは山で摘んで乾燥させるのに、とても手間がかかります。
細いのは韓国産でもありますが、これだけ太い良質なのは、国内でもなかなかお目にかかることがありません。
姑もヒミツのルートで、山菜取りを職業にしている方から手に入れているようです。
今夜は、ちくわと人参といっしょに、さっとお煮物にしてありますが、お味噌汁の具にしたり、きんぴらにしたり、いろいろな食べ方をします。
いちばん美味しいのは、ぜんまいと車麩とにしんのお煮物。
実家の(たぶん越後の)冬の定番、郷土料理です。
■寺泊(てらどまり)→魚のアメ横
■ぜんまいと車麩の煮物→レシピ
海岸沿いに、何軒もお魚屋さんがならぶ「魚のアメ横」があります。
バスツアーなどで有名、テレビでもよく取り上げられるところです。
日本海で獲れる魚介類から、遠くの海で獲れたものまで、まあ、ありとあらゆる海産物を売っている。
「へい、らっしゃいらっしゃい、○○が安いよぉ!」
客寄せする店のオジサンのだみ声と、観光客のおしゃべり、加えて迷子の鳴き声やら、バスツアーの「○○号車のみなさん、そろそろお時間ですー」というアナウンス。
そりゃあもう、アメ横の名にふさわしい賑わいです。
目的もなくうろうろ店を回っていると、うっかり余計なものまで買ってしまいそう。
お値段は、全部が全部安いわけではないのだけれど、確かに、箱買いするとお得なものが多いです。
あれも欲しいな、これも安いなぁ、と誘惑を振り切るのがタイヘン。笑
さて、この夜は、夫の実家で。
寺泊で買ったお魚や、姑(義母)の手尽くしのお料理が並びました。
それと、おはぎ。
ちょうどお彼岸だったので、姑といっしょに作りました。
あ、忘れずに書いておくと、枝豆は舅(義父)の作品。
お浸しになっている菜っ葉は、舅が作っている大根の間引き菜です。

ここ帰ってくると、必ず、食卓に出るのがぜんまい。
それも、山菜そばに乗っかっているような細いのではなくて、ヒモみたいに太くて、長いのです。

はじめてこれをみたときは、ぜんまいとわからず、ほんとうに驚きました。
もう今では慣れっこ、というより、出てこないと寂しい。
おふくろ(姑)の味、ですね。
ぜんまいは山で摘んで乾燥させるのに、とても手間がかかります。
細いのは韓国産でもありますが、これだけ太い良質なのは、国内でもなかなかお目にかかることがありません。
姑もヒミツのルートで、山菜取りを職業にしている方から手に入れているようです。
今夜は、ちくわと人参といっしょに、さっとお煮物にしてありますが、お味噌汁の具にしたり、きんぴらにしたり、いろいろな食べ方をします。
いちばん美味しいのは、ぜんまいと車麩とにしんのお煮物。
実家の(たぶん越後の)冬の定番、郷土料理です。
■寺泊(てらどまり)→魚のアメ横
■ぜんまいと車麩の煮物→レシピ
カーブドッチ・ワイナリー/ 中越へ帰省(2)。

カーブドッチというワイナリーに行ってきました。
このワイナリーは、自家栽培したぶどう使って自家醸造しています。
日本ではあまりない形態らしい。
カーブドッチがあるのは、新潟市や長岡市からはすこし離れた、新潟県の西蒲原郡巻町(にしかんばらぐん まきまち)。
巻町は、田んぼの向こうに山、その向こう側は日本海というのんびりしたところです。
稲刈りの終わった田んぼの中を抜けると、突然、ヨーロッパのような風景が広がります。
整然と並ぶぶどう畑や、風にそよぐたくさんのハーブ、木造のとても雰囲気のある建物たち(レストランや売店・パン工房など)が迎えてくれます。

芝生の奥に見えるのが、ぶどう畑。右側はいろいろなハーブや果樹が植えられている。

レストランへと続く中庭。季節がよければ、バラのアーチとラベンダーが美しいだろう。
レストランでランチをとりました。
お料理もよく、なかなか居心地のいいレストランです。
ブイヤーベースをオーダーしたのですが(最初の画像)、蟹みそ入りで味に深みがあり、とても美味しかった!
今まで食べたブイヤベースの中でも、トップ3に入るかもしれないくらい。
エビやホタテ、ムール貝、タラのほか、鮭が入っていて、新潟らしさをアピールしていました。

いっしょに行った人たちがオーダーしたお料理です。
左から、鯛のポワレ、子羊のバルサミコソース、豚のゴルゴンゾーラソース。
どれも美味しかったようです。

売店で、白ワイン(左)とワインビネガー(右)を買いました。
ワインのテイスティング(有料)ができるので、飲み比べも楽しめます。
ワインにそれほど詳しいわけではないのですが、飲んだ印象としては、赤より白がよかったと思います。
ワイナリーがオープンして10年余、赤はまだまだこれからもっと美味しくなる予感と期待があります。
すこし不便なところにありますが(おまけに運転者はワインは飲めないし。苦笑)、
ぜひまた行きたいなと思わせるワイナリーでした。
さて、お土産に買ったちょっと高めのワイン、いつ飲もうかしらん。
■カーブドッチ・ワイナリー(CAVE D'OCCI WINERY)
新潟県西蒲原郡巻町角田浜1661番地
tel; 0256-77-2288
中越へ帰省(その1)。
新潟の夫の実家へ帰りました。
東京駅大丸デパート地下で、お寿司を買って、新幹線へ。

『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。』
とは、川端康成の「雪国」の有名な冒頭部分。
冬は今でもそれと変わらないのですが、今回は雪景色の代わりに、秋の風が広がりました。
東京は、まだ残暑が忘れ物でもしたみたいに、時折顔を見せるというのに、越後は稲の刈り取りもすっかり終わっていました。

10月23日で、新潟県中越地震から一年。
でも、深い爪あとは、まだあちこちに見られます。
山の斜面やふもとには、ブルーシートがかけられた家が点在しています。
長岡市市内も、いまだに道路の小さな陥没が続いていて、あちこちで道路工事が続いています。

長岡駅のすぐ脇に並ぶ仮設住宅。新幹線の車中から撮影。
ここの他にも、何箇所か仮設住宅地域があります。

スターバックス@長岡駅で、ひとやすみ。
最近のお気に入り、ランバフラペチーノ。
夫の実家へ。
晩ご飯の食卓は、楽しい無国籍風となりました。

何よりの楽しみは、舅(義父)の家庭菜園で栽培している枝豆。
摘み立てというのもあるでしょうけれど、とにかく味が濃いのです。

両親のロシア旅行のお土産、キャビアとウォッカも堪能しました。
いちじくの生ハム巻き(これのキャビア乗せも美味!)、東京大丸で買っていったメゾンカイザーのパン、フランスのチーズで、赤ワインとウォッカ。
一段落したところで、みりん干しのお魚やすじこ、野沢菜や姑(義母)の漬けたお茄子のお漬物、それに日本酒、炊きたてご飯などなど。
米どころだけに、どんなお献立でも、白米と日本酒はどうしても欠かせないのです。
実際、夫の実家で食べるご飯は、ホントに美味しい!
お酒も食べ物もちゃんぽんですが、それぞれが好きなものを好きなだけ、というスタイルが妙に心地よいのです。
気取らない、リラックスした実家らしい食卓。
おしゃべりも夜遅くまで続きました。
<‥‥翌日へ続く>
東京駅大丸デパート地下で、お寿司を買って、新幹線へ。

『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。』
とは、川端康成の「雪国」の有名な冒頭部分。
冬は今でもそれと変わらないのですが、今回は雪景色の代わりに、秋の風が広がりました。
東京は、まだ残暑が忘れ物でもしたみたいに、時折顔を見せるというのに、越後は稲の刈り取りもすっかり終わっていました。

10月23日で、新潟県中越地震から一年。
でも、深い爪あとは、まだあちこちに見られます。
山の斜面やふもとには、ブルーシートがかけられた家が点在しています。
長岡市市内も、いまだに道路の小さな陥没が続いていて、あちこちで道路工事が続いています。

長岡駅のすぐ脇に並ぶ仮設住宅。新幹線の車中から撮影。
ここの他にも、何箇所か仮設住宅地域があります。

スターバックス@長岡駅で、ひとやすみ。
最近のお気に入り、ランバフラペチーノ。
夫の実家へ。
晩ご飯の食卓は、楽しい無国籍風となりました。

何よりの楽しみは、舅(義父)の家庭菜園で栽培している枝豆。
摘み立てというのもあるでしょうけれど、とにかく味が濃いのです。

両親のロシア旅行のお土産、キャビアとウォッカも堪能しました。
いちじくの生ハム巻き(これのキャビア乗せも美味!)、東京大丸で買っていったメゾンカイザーのパン、フランスのチーズで、赤ワインとウォッカ。
一段落したところで、みりん干しのお魚やすじこ、野沢菜や姑(義母)の漬けたお茄子のお漬物、それに日本酒、炊きたてご飯などなど。
米どころだけに、どんなお献立でも、白米と日本酒はどうしても欠かせないのです。
実際、夫の実家で食べるご飯は、ホントに美味しい!
お酒も食べ物もちゃんぽんですが、それぞれが好きなものを好きなだけ、というスタイルが妙に心地よいのです。
気取らない、リラックスした実家らしい食卓。
おしゃべりも夜遅くまで続きました。
<‥‥翌日へ続く>
ノルウェーのブラウンチーズ。

ノルウェー旅行に行った友人から、珍しいチーズをいただきました。
「グブランスダールオスト」というノルウェー名物のチーズです。
英語で、ブラウンチーズと呼ばれることもあるようです。
とても不思議なチーズです。
見た目そのままに、キャラメルのような甘い風味があります。
もちろんキャラメルを加えているのではありません。
調べたところ、材料にヒミツがあるらしい。
グブランスダールオストは、ヤギのミルクから作ったヤイトオストというチーズと、牛のミルクを混ぜて作られます。
このヤイトオスト(Gjetost)が、キャラメルのような色と風味を持っているようです。
グブランスダールオストは、ノルウェーでよく食べられているチーズらしい。
友人も、スーパーマケットでたくさん売っていた、と言っていました。日本では、取り扱っているお店は、めったにないと思います。
ブロックタイプなのですが、切ってみると、かなりねっとりとしています。
薄くスライスして、パンやクラッカーに乗せて食べます。
普通のチーズとはまったく違うお味です。
デザートワインみたいなデザートチーズといった感じ。
塩気の効いたキャラメルのようでもあり、ピーナツバターのようでもある。
独特の風味は、一度食べると病みつきになりそうです。
■グブランスダールオスト(Gudbrandsdalost) ;
ノルウェーの名物チーズ。150gで15NOK(約300円)くらい。
自家製味噌のもろきゅう。

今年の4月に仕込んだお味噌(※)が、いい具合になってきました。
家庭で食べるお味噌なので、長期熟成はしません。
仕込んで3ヶ月目くらいから、食べられます。
陶器のカメを開けると、お味噌の香りが飛び出しました。
明るい茶色がツヤツヤと光っています。
大豆の形はもうほとんどありませんが、自家製らしい粒々感はしっかり残っています。
そのまま舐めると、まだちょっとしょっぱい。
もう少し熟成させると、角が取れたまろやかなしょっぱさになります。
引き締まったしょっぱさの後に、どっしりとした旨みが波のように押し寄せます。ウマイ!
文字通りの手前味噌ですね。ふふ。
今夜はこのお味噌のお味見です。
パリパリのきゅうりに添えて、もろきゅうに。
お味噌そのままと、もうひとつは甘味噌にしました。
まだ塩気がトンがった若いお味噌は、甘くすると、ぐぐっと旨さが増すのです。
炒り胡麻をすって、お砂糖と少々のお酒、それとお味噌を混ぜ合わせます。
白胡麻を切らしていて黒胡麻しかなかったので、黒っぽい甘味噌になりました。
自家製味噌のお味噌汁に新米、基本的にして最高なる組み合わせ。楽しみ楽しみ♪
これだから、仕込みがちょっと力仕事でも、カメが場所を取ろうとも、味噌作りは止められないのです。
☆この夜のお献立;
ローストビーフ・海老の寒天寄せ・花豆の甘煮(いずれも昨日の残り)、ぬか漬けの古漬けおかか和え、たらこ入り炒り豆腐、自家製味噌のもろきゅう。ピオーネ。
※お味噌の仕込み;なるべく寒い冬の間にするのが理想
老舗「ヴィヨン」のバウムクーヘン。

先日のお客さんから、美味しいバウムクーヘンをお土産にいただきました。
東京は世田谷、桜新町の「ヴィヨン」のものです。
古くからあるこの店は、知る人ぞ知るバウムクーヘンの名店です。
さて、老若男女に人気のあるバウムクーヘンは、もともとはドイツのお菓子です。
ドイツ語で「バウム」は木」、「クーヘン」はお菓子の意味。
樹木の年輪のように、回転させながら一層ずつ重ねて焼きます。切り口が年輪のように見えることから、バウムクーヘンの名がついたと言われています。
年輪から連想して、ドイツではお祝い事に食べることが多いそうです。
「ヴィヨン」のしおりによると、バウムクーヘンの歴史はこんなふうだったらしい‥‥
バウムクーヘンの起源は、紀元前400年頃、ギリシャでパンの一種として作られていたものと言われています。
現在のバウムクーヘンの原形となったのは、15世紀半ばに、シュピースクーヘンという焼き串を使ったヒモ状の生地を巻きつけて焼いたもの。
その後、17世紀になり、ペースト状のタネを棒のまわりにかけて焼く、現在のスタイルが出来上がりました。
さらに18世紀には、お砂糖や卵・小麦粉・バターといった材料が豊富になり、作り方も配合も改良が進み、ドイツ銘菓となるまでに発展しました。‥‥
「ヴィヨン」のバウムクーヘンは、1965年創業以来、オーナーの大年さんが一人で焼き続けています。
生地は「水なしで食べられる」とのコピーのとおり、しっとりしていて、なおかつふんわりしています。
周囲をコーティングしているのは、よくあるホワイトチョコレートではなく、フォンダン(お砂糖)で、これがよりいっそう、生地のなめらかなしっとり感を助けています。
おもしろいなと思ったのは、バニラなどの香料の匂いがしないこと。卵やバターの香りが全面に出ていて、かすかに洋酒が香ります。
そのせいなのか、食べるととても懐かしい気持ちになります。
古くから地域の方に愛され続けているのがよくわかる、優しいバウムクーヘンでした。
■ヴィヨン
東京都世田谷区桜新町2-8-4
tel; 03-3427-2555 / fax; 03-3427-2045 水曜定休
洋梨の形のバウムクーヘンの中にゼリーを流した「ヴィヨネット」も人気。でも初めて食べるなら、定番のバウムクーヘンがおすすめ。
若い二人に乾杯。

若いお客さんがカップルで遊びに来ました。
若いといっても、30代前半。
まあそれでも、わたしたち夫婦よりはずいぶん若い。
とすると、やっぱりお肉がいいかしら、ということで、
全体のお献立は和風にし、メインはローストビーフにしました。
今日は4人で400g、岩手の牛さんです。
ビニール袋でマリネして、フライパンで焼くだけ。
量が多いと、オーブンで焼く方がいいのですが、500g以下なら、フライパンでも十分美味しく焼けます。
ローストビーフは、来客時にうってつけのお料理。
焼きたてよりも、すこし時間が経って、肉汁がお肉に戻る(なじむ)くらいが一番美味しいのです。
お客さんにも料理人にも、優しい美味しいメインです。
今日のもとてもいい具合に仕上がりました。
お肉の表面は焼き目が香ばしく、断面はスモーキーなピンク色。
かみ締めると、舌に滑りつくようにやわらかい。
岩塩とマスタードをちょんと乗せて食べると、お肉がだんぜん生き生きと旨みを増します。
焼き方もちょうどよかったと思うけれど、それよりお肉が上質だったのでしょう。
そのほか、お茄子の甘辛い含め煮や前菜プレートなど。

本来はご飯のおかずなのですが、今日は薄めにしてお出汁を効かせてあります。生姜がさわやか。

左上から、醤油漬けのゆで卵(お月見風)、花豆の甘煮、栗、海老・いんげん・ささみ・青海苔の寒天寄せ、クリームチーズのスモークサーモンと大葉巻き。
最期は、ご飯の代わりに、温かい讃岐うどんにしました。
かつおぶしといりこのお出汁のおうどんは、我が家の大のお気に入り。
ぜひお客さんにも味わって欲しくて、お出ししました。
彼と彼女は「おいしい!」と顔を見合わせて、ずずっとおうどんを啜る。
ふたりの間には、穏やかで優しい空気がふんわり漂っていました。
わたしの体調が万全でなかったため、あまりいろいろお料理できなかったのがちょっぴり残念です。
またゆっくり遊びに来てもらいましょう。
■「フライパンでローストビーフ」→レシピ
※お土産にいただいた美味しいものは、次でご紹介。
祇園「あり本」のおじゃこ。

京都、祇園「あり本」のちりめん山椒をいただきました。
材料は、じゃこ・山椒・醤油・酒・みりん。防腐剤や化学調味料などは使われていません。
手作りの味がします。しっとりしているのですが、箸の先でぱらぱらとご飯の上の乗せられる適度に乾いています。
甘さはごく控えめで、酒の肴にいいぐらいの辛口です。山椒の香りも効いている。
ひとくちで言って、とっても美味です。が、ああこれなら、わたしのちりめん山椒(※)も負けていないかも、などと思いました。ちょっと生意気かな。
■あり本
京都市東山区下河原八坂鳥居前下ル月見町23
tel/fax; 075-551-3773
地方発送もしているようです。
※わたしのちりめん山椒→「おとなのちりめん山椒」のレシピ;
秋刀魚!

9月も半ばにして、我が家の食卓にも、ようやく美味しいサンマが登場しました。
サンマは「大地宅配」から厚岸(あっけし)のを買うことが多いです。
厚岸のはやっぱり美味しい!
今年はシーズン始めから、サンマが豊漁で、一時期値崩れを起こしていたようです。
が、原油高騰で漁船のガソリンも高くなり、今度は漁船の操業に影響が出ているらしい‥。
なかなか思うようにいかないものですね。
☆今夜の献立;
さんまの塩焼き、ぬか漬け、チンゲン菜とえのきのオイスターソース炒め、たらこ、豆乳寒天の生姜醤油がけ、冷奴、もやしと青海苔とささみの中華風サラダ。ピオーネ。
※「大地宅配」
入会時に「キッチンひめの紹介です」と添えると、特典あります。
ざるうどんとサクサク天ぷら。

残暑が厳しくて、つるつるっと冷たいざるうどんを食べたい夜でした。
天ぷらを添えてのおうどんは最高!
大好きな組み合わせのひとつです。
サクサクっとした天ぷらを作るには、氷水を使うのは公式どおり。
そのほかに、ヒミツの裏技があるのです‥‥ええと、それはまた今度!
今夜の天ぷらも、大葉はサクサク、お芋はホクホク、お茄子はジューシー、いい感じに揚がりました。
☆今夜のお献立;
ざるうどん、天ぷら{大葉、お茄子、さつまいも、アスパラガス、青海苔付きちくわ}、刻みぬか漬けのおかか和え。梨。
■■裏技はコレ!→11/2の記事でご紹介しています。
黒砂糖で美肌への道。

美味しい黒砂糖をいただきました。
送ってくれたのは、先日お産をしたばかりの友人。
鹿児島にいる彼女のご親戚が、
「おっぱいがよく出ますように」
と送ってくださったのを、おすそ分けしてくれたのです。
「おいしいから、ぜひそのまま食べてみて!」
という友人の言葉に従って、ガリガリかじりました。
ゆっくり口の中で溶けて、黒蜜に味になりました。
濃厚でコクがあるのだけれど、不思議にくどくない。
そのままかじっても、甘すぎてウヘッとなることがないのです。
今までもいろいろな黒砂糖を食べましたが、この黒砂糖は、最も食べやすくて美味しいトップ3に入ると思います。
ちなみに、黒砂糖はカルシウム、リン、鉄、ビタミン類が豊富。
栄養補給にはもちろん、美肌にもいいのです♪
色のついたお砂糖といえば、三温糖がありますが、こちらは加熱濃縮する作業を繰り返したときに、糖分が焦げてついた色です。
つまり、三温糖は白砂糖より加工度が高いのです。
栄養的には、黒砂糖>三温糖>白砂糖 となります。
もちろん、黒砂糖だけでミネラル・ビタミンを摂取しようというのは無理な話です。
でも、一日に1かけ黒砂糖は、疲労回復や美肌作りに効果がありそうですね。
コーヒーや紅茶、ミルクに入れてもすごーく美味しいです。ふふ。
■黒砂糖 / (株)サメシマ
鹿児島市錦江町11番6号 tel:099-224-5533
ふるふる親子丼のヒミツ。

親子丼の玉子、とろとろが好きですか?ふるふるが好きですか?
どちらを作るにも、ちょっとしたコツがあります。
とろとろ親子丼を作りたい場合。
卵を二回に分けて入れます。
一回目は具をまとめるために、やや早めに加え、
二回目はとろとろにするために、火を止めてから加え、フタをする。
これで専門店みたいな、半熟とろとろ玉子の親子丼になります。
とろとろの場合は、玉ねぎはあまり煮込まず、シャキシャキの歯ごたえを残す方が、バランスが良さそうです。
次に、ふるふる親子丼を作りたい場合。
ちなみに、我が家の好みはこちらです。
溶き卵にマヨネーズを混ぜます。
L玉2〜3個で、大さじ2/3〜1弱くらいかな。
あとはいたってフツウに、沸騰したお汁にマヨ入り卵を流し、30秒ほど加熱して、フタをして火を止めるだけ。
表面が固まって見えても、ふるふるやわらかな玉子になります。
お好みですが、ふるふる親子丼の場合は、
お汁はやや多め、玉ねぎはやわらかに煮るのが似合っていると思います。
美味しい親子丼のコツをもうひとつ。
お汁にほんの少々、お酢を入れてみてください。
鶏肉がやわらかく煮えます。
お汁の味もすこし引き締まって、美味しくなります。
好みの味の美味しい親子丼になりますように!
☆この夜のお献立;
親子丼(鶏むね肉使用、卵少な目)、冷奴とわかめ、ぬかづけ(きゅうり・お茄子)、キャベツとレーズンのサラダ、お味噌汁。デラウエア。
お野菜だけで、脱力系ゴージャス。

馴染みのお酒屋さんで、チリの赤ワインを買いました。
「気軽なテーブルワインだったら、これいいですよ。980円とは思えない味なんですよ」
と、お店の人が嬉しそうにすすめたワインでした。
このワインに合わせて、何を作ろうかしら、と冷蔵庫をのぞくも、ピンと来るものがありません。
あまり重たいものは、作るのも食べるのも億劫な気分。
そこで、お野菜だけで、簡単なものをこしらえることにしました。
これだけじゃあ物足りないかしら、とすこし心配でしたが、
並べてみたら、まあそんなに寂しくない。
カラフルなお野菜のおかげかもしれません。
ワインにもぴったりでした。
☆この夜のお献立;
{カレーとバジル風味のポテトサラダ・蒸しアスパラ・トマト}、イタリアン風寒天サラダ。クラッカーとチーズ。ピオーネ。
■Cono Sur / コノスル(カルベネ・ソーヴィニヨン)
チリのワイン。カシスやミントの香りがある、エレガントで深い味わいの赤ワイン。
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【イタリアン風寒天サラダ】の作り方;
1)糸かんてんを食べやすく切って、30分ほど水に浸して戻す。
2)玉ねぎを薄くスライスして塩もみする。きゅうりのぬか漬けの古漬けを、寒天の長さにそろえて切る(ピクルス代わり)。
3)鶏ささみにお酒をふり、ラップして電子レンジで加熱。こまかくほぐす。
4)寒天・お野菜・ささみを混ぜ合わせ、塩コショウ、レモン汁、バルサミコ酢、オリーブ油、ドライバジルを加えてよく混ぜる。あれば、ピンクペッパーを飾る。
夜のお弁当。

我が家は、お弁当を持っていく人がありません。
だから、めったにお弁当は作らない。
たまに作るのは、行楽弁当と、夜のお弁当。
夜のお弁当?
夜勤があるわけではありません。
おうちで食べる夜ごはんを、お弁当仕立てにするだけ。
持ち運ばないお弁当です。
食べる人には、いつものごはんも目先が変わって、ちょっと楽しい。
作る人には、食前に慌しくお料理しなくていいから、ちょっと嬉しい。
それと、おまけ。
ダイエット中の人には、食べる量が一目でわかって、ちょっと安心。
☆お弁当のお献立;
味噌漬け豚肉(下に千切りキャベツぎゅうぎゅう)、お茄子とアスパラのソテー、昆布の佃煮、ちりめん山椒、梅干。
小皿で、さつまいものレモン梅酒煮、きゅうりと茗荷の浅漬け。
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【豚肉の味噌漬け】の作り方;
1)味噌ダレを作る。
お味噌・お砂糖・みりん・お酒・ごま油・ヨーグルト少々を混ぜる。(ヨーグルトを入れると、お肉が柔らかくなります。)
2)ビニール袋に、味噌ダレと豚肉(生姜焼き用)を入れ、よくもんで、口をしばって冷蔵庫で30分〜1時間、なじませる。
3)お肉を焼く。
お肉についている味噌ダレは、手でぬぐって落として焼きます。
千切りキャベツがよく似合うので、忘れずに!
アスパラガスのお月見パスタ。

国内産のアスパラガスは、春から夏が旬です。
秋風が吹いたらアスパラともサヨナラか、寂しいな、と思っていたら、いいことがありました。
新潟県にいる義妹が「農家の知人から分けていただいたわよ〜」と、どっさり送ってきてくれたのです。
クール便でやってきたアスパラは、グリーンの色もすがすがしく、すらっとした長身の上品なハンサムくんたちでした。
包丁で根元の皮を薄くそぐと、ふわっと甘い青い匂いが鼻をくすぐり、
真っ白な断面からは、じんわり透明なエキスが滲んでくる‥。
ピュアな美しさが、食欲をかきたてます。
アスパラガスの保存には、ちょっとしたコツがあります。
軽く湿らせた新聞紙に包んで、野菜保存用の密閉ビニール袋に入れ、冷蔵庫に立てて入れておきます。
こうすれば、一週間は元気です。
アスパラさんとどうお付き合いするか、嬉しい悩みになりそうです。
細かく刻んでリゾットとか、茹でてフードプロセッサーにかけてポタージュスープ、なんていうのも悪くない。
でも、我が家は、アスパラの姿かたち・食感を感じる食べ方の方が、圧倒的に好きです。
「せっかくのアスパラを刻んでしまうなんて」
と、ちょっぴり貧乏根性も入っているのかもしれません。苦笑
ともあれ、目にも舌にも美しいアスパラガス。
大事に美味しくいただこうと思います。
☆この夜のお献立;
お野菜の豆乳グラタン、アスパラとチキンのお月見パスタ、塩茹でアスパラ。梨。KIZANワイン(白)
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【アスパラとチキンのパスタ】
1)ポーチドエッグを作る。温泉玉子でもよい。
2)アスパラガスは根元の皮をそぎ、ひと口大に切る。鶏肉もひと口大に切る。
3)フライパンにオリーブ油とにんにくのスライスを入れ、ゆっくり加熱する。アスパラガス・アンチョビー・白ワインを入れて炒める。
4)パスタをアルデンテ一歩手前に茹でる。
5)茹で上がったパスタを3)のフライパンに入れ、煮汁少々も加えて、炒め合わせる。塩コショウ、パスメサンチーズを加える。パスタをお皿に盛り、ポーチドエッグを上に乗せてできあがり。
ポーチドエッグを崩して、パスタを混ぜながら食べます。黄身がソースのようにパスタに絡みついて、お皿の上でカルボナーラのようになります。美味し〜い♪

お野菜の豆乳グラタン。
うしろに見えるのが、KIZAN WINE。
生産本数がとても少ない稀少ワインです。
フルーティーかつ力強さもあり、とても美味しい白ワインでした。
魚屋さんの悩みと中トロ。

台風の余波で、今日も体調不良。
正直なところ、お献立を考えるのも、ごはんを作るのもしんどい。
かといって、買ってきたお惣菜や店屋物を食べる気分にもならないし‥。
こんなときの強い味方は、お刺身。
夫に帰りがけにお買い物を頼んだ。
いつもの魚屋さんに寄った夫は、「あ、そうそう」と、店の奥さんに話しかけた。
「先日のアジ、フライにしたら、柔らかくてジューシーでとっても美味しかったです」
「まあ、ちゃんとアジフライ作ったんですか。よかったよかった」
奥さんがちょっと驚いた顔をした。
夫は一瞬、話が見えなくて、答えに窮していると、ご主人もわざわざ奥から出てきた。
「いらっしゃい。アジフライしたんですか。揚げたてはウマイよねぇ。でも最近は、自分で作る人が少なくてね」
「そうなのよね。ほら、スーパーで揚げたのを売っているでしょう。そういうのを買うみたいなんですよ」
「ウチもすぐにフライにできるよう、おろして骨を取って売ったりしているんだけど、なかなかね。揚げたてのウマイのを食べて欲しいと思うんですけれどね、これも時代ですかな」
三人は、ほんとにおいしいのにねぇ、と呪文でも唱えるみたいに口々に言って頷いた。
魚屋のご主人が気を取り直すように、元気よく言った。
「ところで、ご主人、何のお刺身にしますかね」
「この白身、マトダイにしようかな」
「ハイよ。中トロはどうです?極上だよ。900円のところを、もう仕舞いの時間だから、半額にしときますよ」
「じゃあ、それも」
そんなわけで、今夜の食卓の主役はお刺身。
半額の中トロは、腕のいいお寿司屋さんで握ってもらいたいくらいの美味でした。
☆この夜のお献立;
お魚屋さんのお刺身(マトダイ・中トロ)、かぼちゃとししとうのお煮物、焼き茄子の寒天添え、ぬか漬けと昆布佃煮、寒天のところてん風、白粥。梨。
トップスのチョコレートケーキ。

昔からあるトップスのチョコレートケーキ。
初めて食べたのは、中学生の頃だった。
お菓子の話をしていたら、センスのいいクラスメイトが
「トップスのチョコレートケーキって知ってる?最高だよ」
と教えてくれた。
その週末、母と出かけたデパートで、偶然、直営店をみつけた。
「お誕生日じゃないけれど買ってください。お願い!」
わたしはめずらしく、母におねだりした。
初めて口にしたその味は、ホントにとってもものすごく美味しかった。
ふわふわのスポンジ、サンドされているクリームの中には香ばしいクルミ。
チョコレートクリームは、その頃まだ主流だったバタークリームなんかじゃなくて、軽やかでミルキーな生クリームでできていた。
翌日、彼女に興奮気味に報告した。
「トップスのチョコレートケーキ、食べたよ!すっごく美味しかった」
「でしょう。あれ、大好きなんだ。とろけるよねぇ」
「家族みんなおいしいって大喜びだった。でもね、お母さんに『お誕生日ではないのだから特別ね』って言われちゃった」
「ははは、あたしだって、お誕生日とかお客さんがあるときしか買ってもらえないよ」
「へぇ、ミホちゃんちでもそうなの」
彼女の家は、おそらくわたしの家よりお金持ちのはずなのに。
「そりゃそうよ。うちの親ったらね、中学生が甘いものばっかり食べたら、バカになりますよ、だって。だからね、大人になったら、自分のお金で、毎日トップスを食べるんだ。」
彼女はへへへ、と笑った。
きっとそうしようね、とわたしたちは右手と右手で、パチンと約束のタッチをした。
もうかれこれ二昔以上前の話だ。
あの彼女はどうしているだろうか。
自分の子供に、トップスのチョコレートケーキを買ってやっているだろうか。
オトナになって、もっと美味しいチョコレートケーキをいくつも食べたけれど、やっぱりトップスのはほっとする。
ママの手作り風な、優しさを感じる味だからかもしれない。
■Top's / トップス
都内直営店のほか、関東を中心に全国に取扱店あり。
ケーキ宅配センターでお取り寄せ可。

おまけ。
チョコレートケーキを買ったデパ地下でみつけたコブタさん。
ブタの皮でできているんですって!
とびっきりのアジフライ。

アジフライが食べたいね。
と、近所のお魚屋さんへお買い物に行った。
古ぼけたストアーは、昼間でも薄暗い。
シャッターの下りた店々の奥で、裸電球とショーケースの青白い光が、ひっそりとお客を待っていた。
「いらっしゃい。今日は何にしましょうか」
ぼんやりと店番をしていた奥さんが、すっくと立ち上がって笑顔をむけた。
真っ白い割烹着がまぶしい。
「こんにちは。アジフライをしようと思うんだけど」
「とてもいいアジが入っていますよ。今アジはおいしいからねぇ。どのくらいにしましょ?」
ええと、と口ごもっていると、奥さんはさっと夫とわたしを見た。
「大人二人なら、これ一匹で十分ね。フライにしやすいよう、さばいておきましょうかね」
お願いします、というよりはやく、ショーケースの裏側から声がした。
「アジ一匹、あいよッ」
いつも元気のいいご主人だ。今日は姿が見えないから、いないのかと思った。
あっという間に、大きなアジがさばかれた。
お代を払うと、ご主人も出てきて、「まいどありがとうございましたッ」と夫婦で見送ってくれた。
家に帰って、さっそくアジフライにとりかかる。
くるりと巻かれた新聞紙を広げると、分厚い切り身が4切れ。
小骨まできれいに取ってあった。
土曜の昼下がり、夫と並んでキッチンに立つ。
わたしが衣をつけて、夫が揚げる。
「アジフライ定食にしてね」という夫のリクエストに応えて、千切りキャベツ、きゅうりのぬか漬け、しじみのお味噌汁を用意した。
「いただきまーす」
サクッ、ふわっ、ほろっ、ジューシー!
アジフライから、肉汁ならぬ魚汁が染み出る。
ほんのりした甘さがあり、その奥にアジの旨みが深々と横たわる。
「おいしいねぇ」「ほんとにねぇ」
いっしょに揚げたおナスのフライも、とても美味しかった。
サクサク衣の中から、とろりと甘いおナスの果肉が現れる。
アジフライ好きの夫、ナスフライ好きの妻。
ふたりとも唸りっぱなしの満腹お昼ご飯だった。
☆お昼のお献立;
アジフライ定食(アジフライ・お茄子のフライ)、きゅうりのぬか漬け、シジミのお味噌汁、寒天のお酢の物。
加茂茄子のレンジ蒸し。

お茄子(なす)が好きです。
ぬか漬けにはきゅうりとともに欠かせないメンバーだし、焼き茄子はお酒にたまらない。
ほかにも、お出汁でじんわり煮るとか、甘辛く煮付けるとか、フライや揚げびたしにするのも、大好き。
麻婆茄子もシビれるし、トマトソースでパスタもウマイし‥‥エトセトラエトセトラ。
さて、今夜は丸なすの代表選手「加茂茄子」を食べましょうか。
加茂茄子は肉質がきめ細かい、とても美味しいお茄子です。
京野菜のひとつですが、現在では京都・大阪のほか、千葉・新潟・高知などで生産されているようです。
ホントは、田楽にしたいところですが、
お茄子を揚げるとかなり油を吸うので、今日は止めておくことに。
その代わりに、ローカロリーの蒸し茄子です。
電子レンジで簡単に作ります。
簡単すぎて申し訳ないくらいなのだけど、
加茂茄子サマのおかげで、とろりと甘い素敵な一皿になりました。
☆今夜のお献立;
蒸し加茂茄子、かぼちゃとししとうの甘味噌炒め、アジのお刺身、だし巻き玉子(レシピ)、ぬか漬け、ざるそば。枝豆、ピオーネ。
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【蒸し加茂茄子】の作り方;
1)おナスを半分に切ってから、2〜3センチ厚に切る。
2)耐熱皿におナスと鶏ささみを並べる。ささみにお酒をふり、全体にお塩・ごま油をふる。
3)ラップをして約10分加熱する。ささみは8割ほど火が通ったら、途中で取り除く。あとは余熱で。
→ささみの大きさによって加熱時間を調節。
4)ささみをこまかく裂く。
5)タレを作る。お醤油・米酢・お砂糖・水少々・おろし生姜をよく混ぜ合わせる。
おナスの上にささみ、刻みねぎを乗せ、タレを全体にかける。
-----------------------------------------------------------------
【かぼちゃとししとうの甘味噌炒め】の作り方;
1)かぼちゃは細長く切る。ししとうはガクを取り、食べやすく切る。
2)かぼちゃをごま油で炒める。柔らかくなったら、ししとうを加える。
3)お砂糖・お味噌・お酒を入れて、よく混ぜ合わせてできあがり。
※崩れたかぼちゃがししとうによく絡んで、お肉を入れなくても、食べ応えが出ます。

美しいお茶の時間(2)〜春日の豆

美しいものふたつめは、「春日の豆」。
京都にある「すはま」の専門店のお菓子です。
お値段は手ごろなのだけれど、通販・地方発送をしていません。
店舗を訪れた人だけが買える貴重なお菓子なのです。
これを買った人も、夕方に訪れたら売り切れで、予約して翌朝、あらためて買いに行ったそう。
「春日の豆」は「すはま(洲浜)」の生地を、親指大にちぎったものです。
親指といっても、女性の親指の大きさ。
はんなりとした女性が、ほっそりした指で小さな口にそっと運ぶのが似合う、そんなお菓子です。
「すはま」は、大豆粉を飴蜜で練り上げたもの。
きなこと別の洲濱粉という、大豆を浅く炒った粉を使います。
飴の良し悪しも味を左右するそうで、植村義次さんでは金沢の「俵屋」の飴を使っているそうです。
大豆の油分で、和菓子にしてはこっくりした味わいがありながら、さらりとした後味です。
お抹茶やお煎茶がしっくりとなじみ、ほんとうにしみじみ美味です。
そら豆を模した風で、実はお多福をも模しています。
京都の町屋の屋根裏では、お多福の福面を飾って家を守ってもらう風習があるそうです。
縁起物のお菓子ともいえるかもしれませんね。
■御洲浜司「上村義次」
京都市中京区丸太町通烏丸西入常真横町193
tel/fax; 075-231-5028
※「上村義次」について詳しいページ;
http://www.kyomeibutuhyakumikai.jp/uemurayoshithugu.htm
http://www.geocities.jp/kyo_gasi/suhama/suhama.html
美しいお茶の時間(1)〜ハワイ・レピシエ
美しいものをいただきました。

ひとつめ、レピシエのハワイ限定紅茶。
左から、ALOALO、HUA KI、MALAMA。
ALOALOは、ダージリンとアッサムのブレンドにハイビスカスを混ぜてあるもの。
色がとても美しい。ハイビスカスのビタミンCで、美肌にもよさそうです。
HUA KIは、ブラックティにマンゴー・パパイヤ・パイナップル・パッションフルーツのフリーズドライ果肉が入っています。
南国をそのまま閉じ込めたようなフルーティーな香りは、ほんとにうっとり。
MALAMAは、バニラの香りをつけたチョコレート・ティにマカデミアナッツを混ぜたハワイらしいお茶。
甘い香りの中にバニラやチョコやナッツが見え隠れするけれど、お茶の味はすっきりです。
どのお茶もとても美味しくて、今イチバンのお気に入り。
この夏中、大事に大事にいただきました。
ホットでもアイスでも美味しいの。
特にHUA KIとMALAMAは香りが甘いので、ほんのすこしお砂糖を入れると、スイーツを食べたような気分になって、幸せ。
ダイエットにもいいかも?
■レピシエ ハワイ店;
L'EPICIER / ALA MOANA CENTER 808-941-5500

ひとつめ、レピシエのハワイ限定紅茶。
左から、ALOALO、HUA KI、MALAMA。
ALOALOは、ダージリンとアッサムのブレンドにハイビスカスを混ぜてあるもの。
色がとても美しい。ハイビスカスのビタミンCで、美肌にもよさそうです。
HUA KIは、ブラックティにマンゴー・パパイヤ・パイナップル・パッションフルーツのフリーズドライ果肉が入っています。
南国をそのまま閉じ込めたようなフルーティーな香りは、ほんとにうっとり。
MALAMAは、バニラの香りをつけたチョコレート・ティにマカデミアナッツを混ぜたハワイらしいお茶。
甘い香りの中にバニラやチョコやナッツが見え隠れするけれど、お茶の味はすっきりです。
どのお茶もとても美味しくて、今イチバンのお気に入り。
この夏中、大事に大事にいただきました。
ホットでもアイスでも美味しいの。
特にHUA KIとMALAMAは香りが甘いので、ほんのすこしお砂糖を入れると、スイーツを食べたような気分になって、幸せ。
ダイエットにもいいかも?
■レピシエ ハワイ店;
L'EPICIER / ALA MOANA CENTER 808-941-5500
妻の成績80点。

夫の健康診断が終了しました。
詳しい検査結果は後日ですが、検査当日に簡単な仮報告書をもらえます。
年に一回のこの日は、妻のわたしにとってもドキドキ。
まるでテスト結果を発表される気分です。
だって、主婦として日々の食を通して、夫の健康管理をしているのは、わたしですからね。
最も気になるのは、食生活がダイレクトに反映される血液検査。
結果は‥‥
すべて正常値!ぱちぱちぱち。
特に総コレステロール、中性脂肪、HDL(善玉)コレステロール、BMI値がOKで安心しました。
(具体的な数値は「コジンジョウホウ」だから書かないよ)
わたしの採点としては、80点かな。
マイナスポイントは;体重がもうすこし減っているとヨカッタ(-10)、
中性脂肪ももうすこし減るとなおよし(-5)、
HDLコレステロールも正常値だがやや少ない(-5)
‥‥というわけで、マイナス20、で80点。
仮報告書に「よくできました。続けてがんばりましょう」のスタンプを押そうかと思います。
大事なのは、テスト前だけでなく普段の勉強、あ違った、普段の食生活ですよね。
今後もこの調子で続けなくっちゃね。
モットーは、
「ベースはヘルシー和食、ときどき揚げ物・洋食。
平日おうちごはん、休日たまに外食。」です。
☆今夜のお献立;
茶粥。うなぎの蒲焼き、寒天サラダ(きゅうり・わかめ・もやし・青海苔)、スイカと茗荷の梅酢漬け、冷奴。









