八海山の酒粕で粕汁。

お刺身と粕汁など


なじみのお酒屋さんから、ときどき素敵な「おまけ」を頂戴します。
冬のこの時期は、酒粕。
その夜も、「八海山」の一升瓶を買いに寄ったところでした。
おばちゃんが奥からいそいそと、酒粕を出してきました。
「ちょっといいのが入ってきたから、ぜひ持っていってね」
見ると、純米大吟醸八海山の酒粕ではございませんか。
「わあ、すごく美味しそうですね」
思わず声が高くなりました。
「そうなのよ」と、おばちゃんは嬉しそうににっこりしました。「いつも差し上げるのも美味しいけれど、これは特に美味しいわよぉ」
「楽しみ!酒粕、大好きなので嬉しいです。ありがとうございます」
「そう言ってもらえると嬉しいわ。また入ってきたらあげますね」
美味しいものをいただいたのに、なんだかイイコトをしたような気分でお店を出ました。

こうしてやってきた特上の酒粕さんは、ほんとに美味しかった!
粕汁にすることが多いのですが、さっと表面をあぶって食べるのもまた美味しいのです。
お魚の粕漬けや浅漬けを作っても美味しいだろうなと思いつつ、もう半分以上食べてしまいました。
うう、残り少ないけれど、ちょっぴりでもいいから甘酒を作らなくっちゃ。
ゼッタイおいしいに違いない。

そんなわけで、今夜の食卓にも粕汁。二日目でした。


☆今夜のお献立;
中トロのお刺身、卯の花、アボカド冷奴、粕汁、玄米お粥さん、お漬物・梅干。おみかん。



八海山の酒粕

■八海山の酒粕「八海山の酒の實」;
越後の日本酒「八海山(はっかいさん)」の八海醸造株式会社の子会社、魚沼新潟物産が販売している。 


深夜のおむすび、簡単たまり漬け。

おむすびと粕汁


シンデレラも馬車に乗り遅れる、深夜のごはんでした。
おむすびをぱくり、お漬物ぼりぼりでお腹を満たし、根菜たっぷりの粕汁で温まって、熱燗でゆるりと疲れを癒して就寝。
まだ月曜日、今週は長そうです‥。



【大根の簡単たまり漬け】 

1)大根は食べやすい大きさに切り、一晩ざるで干す。
2)ビンに、お醤油・みりん・お砂糖・米酢・タカノツメを注ぐ。
3)干した大根を軽く塩もみし、水洗いして、ビンに詰める。

一日置いたら食べられます。急ぐときは、重しをしておく。
漬け汁に浸した状態であれば、冷蔵庫で一週間以上保存できます。


宅配ピザにはサラダ。

たまには宅配ピザ!


風邪気味プラス、昨晩の嵐(犬+子供)の疲れで、一日中ベッドから起きられませんでした。泣
そんなわけで、こんなごはんです。
味の濃い宅配ピザには、さっぱりしたサラダが必須。
トマトがなかったので、水菜とりんご・スライスアーモンドでサラダを作りました。
味付けは、オリーブ油とワインビネガー、塩コショウ・ハーブ。
残ったピザは、翌日のわたしのお昼ご飯です。



ボクも疲れたワン‥

夕べの疲れで、同じく一日中寝ていたマイロー。
オジサン犬とオバチャンは、元気なおチビちゃんに完敗です。疲れたー。苦笑


ベジタリアンと子供と大人プリン。

いい年をして恥かしいけれど、「わたしはまだまだ甘いなぁ」と認めざるを得ないことがある。
今夜がまさにそうだった。
久しぶりにM子とS子を誘って、我が家で湯豆腐でも食べようということになった。

M子はもう何年も、ベジタリアン (菜食主義)を貫いている。
乳製品はOKだけれど、いりこや煮干がNGなのはもちろん、かつおぶしもダメ。
だから和食にする場合、お出汁は昆布だしや干し椎茸のお出汁になる。
でも、単純にかつお出汁を昆布だしに変えるだけでは、味に深みがなくなってしまう。ううむ、困ったな‥。
結局、きわめて家庭料理のお献立になった。


長いもの梅肉和えと菜っ葉と油揚げの薄煮

長いもの梅肉和えと、菜っ葉と油揚げの薄煮、きんぴらごぼう。
菜っ葉の煮物は、かつお出汁と昆布だしの二種類を作った。


かぶとれんこんの木の実サラダ

蕪と蓮根の木の実サラダ。
かぶは蒸し煮、れんこんは炒めて、オリーブ油と米酢・塩コショウなどで味を調え、たっぷりの炒り胡麻と松の実で、食べ応えのあるおかずサラダ風に。


人参の胡麻グラッセ

人参の胡麻グラッセ。
いつもはにんじんを鶏がらスープで煮るのだけれど、お水で茹でる。
バターと練り胡麻、半ずり胡麻、お醤油とお砂糖少々で味をつける。

そして本日の主役、湯豆腐。
M子が調達してきたお豆腐は、外側は木綿豆腐で中は絹ごし豆腐、という湯豆腐にぴったりのものだった。
とろりと甘い深谷ねぎも、ぽん酢によくあう。
これでよし、ベジ対応もカンペキだわ、と思っていたら、あっ!
ぽん酢に、「かつおエキス」なんていうのが入っていた。
幸いカボスがあったので、M子はそれとお醤油で食べた。

さて、もうひとりのゲスト、S子は4歳になる娘を連れてきた。
おチビちゃんとは何度も会っているし、S子からいつも話を聞いているから、なんてことはないわ、と思っていた。
たしかに前半は、持ってきたビデオを見て、おチビちゃんはゴキゲンだった。
しかしビデオが終わったら、さあタイヘン。
大人が、飽きてきたおチビちゃんにかまうと、今度は我が家の犬(マイロー)が嫉妬の嵐で吠えまくり、それをおチビちゃんがおもしろがって追い掛け回す‥‥。

“生き物たち”が落ち着いたスキを狙って、デザートのプリンを出した。
これなら子供も喜ぶだろうと思いきや、なんとおチビちゃんはプリンが嫌いなんだそうな!
結局、おチビちゃんが嬉しそうに食べたのは、湯豆腐のシメのおうどんだけだった。ううむ‥。


カラメルのほろにがさが美味、大人プリン!


はたして、プリンは大人には大好評だった。
S子は、わたしの作るプリンが大好き。
「わたし小さいときは、プリンってあまり好きじゃなかったんだけど、この大人プリンはやっぱり美味しいねぇ」
と、嬉しそうに言った。
「ほんと、大人プリンですよね。カラメルのほろ苦さが美味しい〜」
と、M子もにっこり。
夫がシングルモルト(ウイスキー)を、チューリップ型のグラスに注いで配った。
「この大人プリンにはね、マッカランがぜったい合うと思うんだ」
どれどれ、と女たちはプリンをひとくち食べて、マッカランをなめた。
「わあ、すごくあう!」「これはイケますねぇ」
なるほど、夫の得意満面の笑みも納得の美味だ。
濃厚な卵とミルク、それとほろ苦いカラメルに、華やかで甘いマッカランがふわっと寄り添い、もう一段高い美味へと導く。
余韻を残しつつ、スモーキーな辛さでぐっと引き締めて、ただの甘いデザートに終わらせない。
「プリン、すごーくおいしいよ。ちょっと食べる?」
とおチビちゃんに話しかけた。すると、
「いらなーい」と、つれないお返事。
思わずこちらも、「あっそう」とプンとむくれた。
いいよいいよ、キミにはそのチョコポッキーがお似合いよ。
プリンはもっと大人になったらね。
そう言おうとしたら、ママのM子がまったく同じことを言った。



■大人プリンのレシピはこちら。今日はバニラアイスクリームを添えました。

★ベジタリアンについて;
ベジタリアンは実は細かく種類が分かれています。詳しい内容は、国際ベジタリアン連合NPO法人 日本ベジタリアン協会が参考になります。
最近日本でも使われるビーガン (VEGAN)は、最も厳しい純粋菜食主義者をいいます。







お餅入り沢煮椀。

沢煮椀風のお雑煮


お餅入りのお椀だから、要するにお雑煮です。
ただ、まもなく如月というのに、お正月の色を感じる「お雑煮」とは言いたくないな、と思いました。

「沢煮椀」とは、茹でたお野菜の千切りと豚肉の千切りを、お汁(吸い地)でさっと煮たお吸いものをいいます。
お料理屋さんなどで出てくると、色とりどりの針のような具に、濁りのない透き通ったお汁、見た目よりもぐっと深みのあるお味で、目にも舌にも美しい。
家庭ではそこまでの美味にならずとも、いつものお吸い物やお味噌汁とは目先が変わって楽しいものです。
お野菜もいっぱい食べられるしね。

今夜のは、お肉の代わりにちくわは入るし、お餅は入るしなので、「沢煮椀風お雑煮」です。
すこし体調がきつかったので、お餅でラクをしちゃいました。


☆今夜のお献立;
沢煮椀風のお雑煮、きなこ餅、白菜ともやしの胡麻よごし、納豆と卵、焼きちくわと板ずりきゅうり、お漬物。おみかん。



【白菜ともやしの胡麻よごし】のヒント;

1)もやしと細切りした白菜は、さっと塩茹でしてしっかり絞る。
2)お出汁・ぽん酢・薄口醤油・みりんなどで味を調え、半ずりの胡麻とかつおぶしを混ぜる。
白菜はかなりカサが減るので、たっぷり食べられます!

成城アルプスのフルーツケーキ。

成城アルプスのフルーツケーキ。


夫が会社帰りに、友人とコーヒーショップで待ち合わせをした。
PCが調子が悪いので見て欲しい、というSOSが入ったのだ。
彼は今、大学院に在学していて、PCが動かないとリポートの提出に間に合わないという。
PCのトラブルは、小一時間ほどで解決したらしい。

「いやあ、ほんとうに助かった。ありがとうございました」
と、彼は丁寧に礼を言った。
「とりあえずの応急処置だけど、これで当分はダイジョウブだと思う」
夫は冷たくなったコーヒーを飲み干した。
「で、お礼といってはなんだけど」と、彼は本でパンパンに膨れたバッグの中から、白い手提げ袋を取り出して夫に渡した。「アルプスのフルーツケーキ。マイローくんと食べてください」
彼は我が家の愛犬マイローをこよなく愛しているのだけれど、この場合、犬がケーキを食べるわけではないので、奥サマのわたしと夫に、ということだろう。
「もう、こんなことしなくていいのに」
「でも忙しいところをお願いしたんだし」
どこまでも礼儀正しい彼である。夫はすこし怒った顔をしてみせた。
「おい、山根、キミはボクの親友だろ。だからこうして来たんじゃないか。こんなことしたら、もうPCも見てやらないからな」
「えーっ、そんなこと言わないでよ。困るよ」
彼は一瞬、本気で慌てた。
「冗談だよ。でもほんとにこんな気を使わなくていいんだからね」
「わかった」と彼は頷いた。「で、これはもらってくれるの?」
「ううむ、せっかくだからいただいていこう。きっとマイローが尻尾を振って喜ぶよ」
ははは、そうだね、と二人は声を立てて笑った。

「というわけなんだ」と、帰宅した夫は、熱心にケーキの外箱のリボンをほどいているわたしに言った。
「ふうん、そうなの」
わたしは返事も生半可に、ロイヤルブルーの箱を注意深く開けた。
「まあ、なんてきれいなケーキ!宝石箱みたいよ。今夜はもう遅いから、明日お紅茶をいれていただきましょうね」
「おお、美味しそうだ。山根によろしくメールしておいてね。またごはん食べに来てってね」
了解、といってケーキを箱に戻し、彼にメールを打った。


成城アルプスは、おおよそ40年前にオープンした。
成城が今よりずっと静かな住宅街だった頃だ。
わたしも何度か行ったことがあるが、2階のティールームはとても落ち着いた、優雅な雰囲気が漂っている。
正統派のケーキは、どれも丁寧に作られて、姿も味も折り目正しく端正な印象だ。
そう、成城で生まれ育った彼のように。


■成城アルプス
東京都世田谷区成城6−8−1 / tel; 03-3482-2807 / 火曜定休


おまけ。以前にご紹介した「成城アルプス」のケーキ画像から;

アルプスのモカロール

完璧なぐるぐる渦巻きが特徴の「モカロール」は人気商品。
中のクリームは、モカ味のバタークリーム。とても美味しい♪

アルプスの季節限定スイートポテト

季節限定のスイートポテト。底に洋梨が隠れている。
このほか、定番のシュークリームが有名です。
フルーツケーキもしっとりとして、やわらかいラム酒の香り、いちじくのぷちぷちした食感、オレンジやレモンの爽やかな風味が美味しかったです。


いかと大根の煮物。

いかと大根の煮物


スルメイカと大根で、お煮物をしました。
大根は、義父が家庭菜園で作ったもの。
大根足というにはやや短足さんですが、パンとした張りとツヤは見事なものです。
スルメイカさんも「今日の目玉品」だったわりには、肉厚で美味しそう。

大根のお煮物をするときには、大事なポイントがあります。
それは、調味料で煮る前に、柔らかくなるまで下茹ですること。
おでんの大根や風呂吹き大根も同じです。
お米の研ぎ汁、もしくは生米大さじ1〜2を入れて、お水からコトコトじっくり小一時間ほど茹でます。
周りが乳白色に透き通って、竹串がすっと刺さるようになったらOK。
お水で洗い流して、それからあらためて昆布だしで煮ます。

イカは煮物にするなら、下処理はカンタン。
胴から内臓と足をひきぬいて、足は先を切り落とし、吸盤も口あたりが悪いので切り落とします。
内臓(ワタ)は新鮮ならば、ホイル焼きにしたり、イカを炒めるときにソース代わりに使うと美味しいですが、今日はパス。
胴体は骨をはずし、輪切りにします(皮は剥かなくていい)。

大根のお鍋に生姜とイカを入れ、お酒・みりん・お醤油・お砂糖を加えて、落し蓋をして煮ます。
イカは煮すぎると固くなるので、ころあいを見計らって、お皿などに引き上げておきます。
煮汁に浸してフタをしておくと、イカに味が染みていきます。
あとのお鍋は、大根がべっ甲色になるまで煮つめます。
最後にイカを戻して、水溶き片栗粉で煮汁にとろみをつけ、煮汁をよくからめてできあがり。
柚子の皮のおろしたのをふると、色取りも香りも華やかになります。

ふむふむ、なかなかの上出来です!
イカさんはぷりぷり喜んでいるし、大根さんは素敵なべっ甲色をまとって中までやわらか、味も染みています。

イタリアンも中華もエスニックも洋食も好きだけれど、やっぱり和食がイチバン好きです。
ことに、お煮物が上手にできる、美味しくお米が炊ける、しみじみ旨いお味噌汁が作れる‥‥
そういうシンプルだけど基本的なことを、大切にしていきたいと思います。


☆今夜のお献立;
いかと大根の煮物、ねぎ入り玉子焼き、わかめともやしと糸寒天のサラダ、白菜のお漬物、玄米粥。

鯛のカルパッチョとトマトパスタ。

おうちイタリアン。すごーく美味しかった!


トマトソースのパスタとひよこ豆のスープを作っていると、夫が帰宅しました。
手には、なじみのお魚屋さんで買ったお刺身。
その魚屋さんは古ぼけたストアの中にあって、賑わっているというには遠いのだけど、いつもぽつぽつと人が入っています。
地味な店構えからは想像できないような、すばらしい品揃えは、上客がついているということでしょう。
とてもいいお魚屋さんなのだけど、ひとつだけ欠点が‥。
ガツガツやる気がないのか、ひどく寒い夜だったりすると、閉店時刻よりも前にお店を閉めてしまうのです。
今日も早々にご主人が店じまいをしているところへ、夫が滑り込んだらしい。
鯛とカワハギのお刺身を、ちょっぴりお安くしてくれたそうです。ラッキー!
お魚屋さんのおじさんへ。
ほんとうはもっとちょくちょくお買い物したいので、寒いところ申し訳ありませんが、もうすこし遅くまでお店を開けておいてください!

晩ご飯は、鯛のカルパッチョも加わって、なかなか豪華になりました。
白ワインを開けて、今夜もごきげん。
すごーく美味しい「おうちイタリアン」でした♪


☆今夜のお献立;
鯛のカルパッチョ、トマトソースのパスタ、ひよこ豆とレンコンのスープ。白ワイン、チョコレート。




鯛のカルパッチョ

【カルパッチョの美味しいヒント】

1)お刺身用の美味しい鯛(もしくは白身のお刺身)を買う。分厚い身の場合は、そいで薄くする。
2)お皿にトマト(またはルッコラなど)を並べ、塩コショウする。
3)上にお刺身を乗せ、塩コショウ、ハーブ、オリーブ油、バルサミコ酢少々をかける。
ハーブはドライのものでもOKだが、あればフレッシュを。今夜はベランダから、パセリ・タイム・ローズマリーを摘んできました。よく冷やして召し上がれ。



江戸金の「亀の甲せんべい」。

江戸金の亀の甲せんべい


江戸金の「亀の甲せんべい」をご存知だろうか。
ずいぶん前に食べたことがあるが、先日、久しぶりに口にした。
「あら、こんなに美味しかったっけ」
と思わず、しげしげとべっ甲色のおせんべいを見た。
女性の手のひらほどの亀の甲羅は、割ると、ぱりんと空気に響くような乾いた音がする。
食べると、思いのほかサクサクと軽い歯ざわりで、やがて薄い甘さを残してとろりと溶ける。
お醤油が入っているわけではないのだけれど、それを連想させるような独特の香ばしさがあって、とても美味しい。

江戸金は山口の菓子屋さんで、初代は江戸に生まれたらしい。
長崎でお菓子を習い、1862年(文久2年)に当時かなりの賑わいをみせていた下関に店を構えた。
「亀の甲せんべい」は、「亀は万年」という縁起かつぎと、関の氏神様である亀山八幡宮(下関)の名にちなむお煎餅として作られたらしい。
以来およそ140年間、創業当時の独特の製法と味を守っているという。
栄養価にも富んでいることから、昔は医師がすすめたという話もあり、今でもお見舞い品としてもよく使われている。

ところで、亀の甲せんべいといえば江戸金が有名なので、下関のお菓子と思われがちだが、和菓子雑学日記によれば、実はそのルーツは神奈川あるらしい。
もともとは、東海道神奈川宿の若菜屋という店の名物菓子で、参勤交代の諸大名の御用達にもなったという。
残念ながら、現在ではその若菜屋はもう無いが、亀の甲せんべいは「浦志満」という店に引き継がれている。(浦志満については、ココココに写真入りで紹介されている。) 

江戸時代、雅な京菓子に対して、生活に密着した江戸菓子が発展した。
桜餅、金つば、大福餅、おこし、せんべい、今川焼、紅梅焼、かりんとうなどなど、今も人々に愛されている和菓子が多い。
亀の甲せんべいもそのひとつ。
甘い味に江戸を想うのも、また和菓子の楽しみ方であろう。
江戸金と浦志満、ふたつの亀の甲せんべいを訪ねて、食べ比べたら楽しいだろうなと思う。


■江戸金 「亀の甲せんべい」
山口県下関市卸新町7-3 / tel; 0832-23-0391


車麩とぜんまいの煮物とお豆腐のくるくる炒め。

車麩とぜんまいの簡単煮物、お豆腐のくるくる炒め


今夜は居酒屋さんごっこといきましょう。
昨日、食卓テーブルの位置を変えたら、そんなお遊びをしたくなった。

「すみません、熱燗頼んだけれど、まだですか」
と、すっかりお客さんモードの夫が言った。
「はい、いますぐ」
わたしは居酒屋厨房たる狭いキッチンでごそごそ。
「お待たせしました」と、とっくりを傾けた。
居酒屋さんでお酌はないから、これはサービス。
「前菜はミニ冷奴とからすみでございます」
待っていたぞ、とすぐさま夫の箸が伸びた。
「あと、こちらも」と言いかけて、キッチンに戻り、次のお料理のお皿を持ってきた。
「菜の花のおひたしと、車麩とぜんまいのお煮物。それから、お豆腐のくるくる炒めバター醤油風味でございます」
どれどれ、と夫がひとくちずつ食べた。
「ううむ、おひたしが美味しいね。出汁が効いている。この車麩とぜんまいもとてもイイよ」
「それね、にしんの代わりにちくわを使って、その分ごま油で風味とコクを出しているのよ」
ちょっと得意になる。
「いつものにしんが入っているのより、こっちの方が美味しいかもしれない。車麩もいいし、ちくわがウマイ」
ふふふ、いつものがちょっと面倒で簡易バージョンにしたら、うまくいったなんて、言えない言えない。
と、こっそりほくそえんでいたら、夫が言った。
「ただ、この豆腐のはイマイチだな。パンチが足りない。でも塩コショウをふったら、なかなか美味しくなったよ」
濃い味の車麩のお煮物と薄味のお豆腐では、少々バランスが悪かったようだ。それにしても‥‥
「悪いけど、ボクはうるさい客だからね。まあ、愛情あってのことだ。せいぜい精進してくれたまえ」
うっ、見透かされてしまった。
おっしゃるとおり、忌憚のないご意見を拝聴できるのはありがたいことでございます。
いい料理人の影に厳しい客あり、ですね。
って、ここはお店じゃないってば!


☆今夜のお献立;
菜の花のお浸し、車麩とぜんまい・ちくわのお煮物、お豆腐のバター醤油炒め、糸寒天と韓国海苔のぽん酢和え、小豆玄米粥、カレーの残り、お漬物。



【車麩とぜんまいとちくわの煮物】

1)ぜんまいは戻してやわらかく煮る。→ぜんまいの基本の下処理について;車麩とぜんまいの煮物のレシピを参照
2)車麩はぬるま湯にひたして戻し、食べやすく切る。
3)ちくわは細く切る。
4)お鍋で、水気をよく切ったぜんまいとちくわをごま油で炒める。
5)出汁・お酒・みりん・お醤油・お砂糖を加え、車麩を入れて、アルミ箔で落し蓋をして煮る。
6)煮汁がなくなってきたら、ごま油少々で風味をつけてできあがり。



【お豆腐のくるくる炒めおじゃこ入り】

1)木綿豆腐は手で粗く崩す。水気の多いお豆腐の場合は、電子レンジにかけて水分を飛ばしておく。
2)フライパンに1のお豆腐を入れ、油をひかずに炒めて水分を飛ばす。
3)ごま油を足して、刻んだ長ねぎとちりめんじゃこを加えて炒める。
4)溶き卵を加えてざっとかき混ぜ、バターとお醤油を加える。火を止めて、炒り胡麻をたっぷり加えてできあがり。







♪【マイロー情報】続き♪♪♪

またカラーつけられちゃったよ…


びょういん行ったら、あしのうら、よーくみられて、
「まだ治っていませんねぇ。しばらく様子をみましょう」
って、先生にいわれた。あんよはゼッタイなめちゃイケマセンって。
なおらなかったら、しゅじゅつとかになるの!?しんぱい‥‥


白ワインとサラダいろいろ。

トマトとレンコンのサラダ、ツナポテトサラダ


ワインが好きです。
(正直に告白すると、日本酒もモルトも好きです‥汗)
美味しいお酒はお料理をより美味しく、会話をより滑らかにします。
例えるなら、素敵な洋服にオシャレな靴やバッグをプラスして、トータルなファッションを楽しむのと似ているかもしれません。
若い頃は、キリリと冷えた辛口の白ワインが断然好みでしたが、今は赤ワインの美味しさが、すこしわかるようになってきました。
ワインは奥が深い。
難しいウンチクや格付けなどは、まだまだ勉強中です。
まずは、舌で覚えて楽しむことから。
病気に差しさわりがあるので、今はたしなむ程度しか飲めないのがちょっと悲しいかな。

というわけで、今夜もワインを楽しみました。
昨日のシャブリに続いて、今日も白ワインの気分。
今日のはソーヴィニヨンブラン100%です。
青リンゴの風味ともいわれ、くっきりした酸味の爽やかな辛口でした。
チーズやナッツを並べて、あとはどうしようかしらとすこし考えて、簡単なサラダを作りました。

ひとつは、トマトとレンコンのサラダ。
トマトとモッツァレラチーズのカプレーゼのアレンジ版です。
レンコンは酢水にさらしてから塩茹でし、トマトと並べて、オリーブ油とお塩とハーブをふるだけ。
それだけなのですが、美味しいレンコンだったので、レンコンの甘さとトマトの酸味のバランスもよく、予想以上に美味しいサラダになりました。
もうひとつは、ツナ入りポテトサラダ。
いつものほくほくポテトサラダではなくて、トマトのサラダのソースにもなるように、汁気のあるものにしました。

そのほか、ワカメのポン酢サラダとかチョコレートとかつまんでいたら、なんとなくお腹が膨れておしまいにしてしまいました。
やれやれ、これでは呑んだくれみたいな食卓ですね。
ちょっと反省。でもまあいいかな。




【ツナソースのポテトサラダ】

1)じゃがいも(メークイン)を丸ごと茹でて、熱いうちに皮を剥く。
2)玉ねぎを薄くスライスし、塩もみしてからさっと水で洗う。
3)ツナ缶は余分な油と水気を切り、2の水気を絞った玉ねぎ・プレーンヨーグルト・米酢・マヨネーズ・塩コショウを混ぜ、1のじゃがいもを角切りにしたものと混ぜ合わせる。





♪一部のみなさんに好評な【マイロー情報】♪♪♪
エリザベスカラー(アニマルカラー)を装着して一週間。
ようやくあんよが治ってきました!

カラーをとってもいいの?嬉しい!

もうカラーつけなくていいの?ヤッター!

こうやって寝るのがイチバンだ‥ZZZ

はぁ〜、やっとゆっくりねんねできる〜。やっぱりこのカッコウがイチバンだ‥‥ZZZ‥

しかーし!このあと思わぬ事態が‥。翌日へ続く。


雪やこんこん、カレーやるんるん。

おうちポークカレー


トウキョウでも久しぶりの雪。
首都圏にはめずらしい吹雪の景色を、窓越しに眺める。
雪害に遭われている人々には申し訳ないけれど、間断なく雪が降る景色は新鮮で、見飽きることがない。

トウキョウの雪景色


ミルクティーをすすっていると、近くに住む友人から電話がきた。
「雪って困るよねぇ。何していいかわからない。ヒマだぁ」
ゴルフの練習に行けず、かといって、寒くて掃除や片づけをする気分にもならないらしい。
「じゃあ来る?いっしょに夜ごはん、食べようか。今夜はカレーよ。」
「行く行く。ちょっと早いけれど、すぐ行ってもいいかな」
あまりの即答に、「いいわよ」と笑ってOKした。
かわいそうに!よほど退屈していたのだろう。

20分後、彼はビールとワインといただきもののお菓子を抱えてやってきた。
オーバーのフードには、うっすらと雪が積もっていた。
彼のために玄関を開けた夫が、外へ出て行った。
数分後、「ちょっと来て」と玄関で呼ばれて行ってみると、夫の手のひらに小さな雪だるまが乗っていた。
「ほら、こういうことをしたかったんでしょう。代わりに作ってきた」
「きゃあ、嬉しい!でも、なんでわかったの」
そりゃあわかるよねぇ、と夫と友人がにやにやした。

ダブル雪だるま?!


カレー時間にはまだ早いので、とりあえず宴会。
チーズとオリーブが並び、弾けたてパチパチのポップコーンも並んだ。
ワインクーラーには雪をたっぷり詰め込んで、キリッと冷えたシャブリで乾杯。
ワインを傾けながら、ディープブルーを見た。
雪の降る夜に、海の生き物たちの静かで激しい美しい映像は、なんだかとても似合っていた。

さて、今夜のメインはポーク・カレー。
固形ルウを使って、人参やじゃがいもがごろごろ、肝心のポークはひらひらだから、昔なつかし「おうちカレー」である。
家で作るカレーは、たまにアジア風(エスニック風)にすることもあるけれど、いわゆる本格派はあまり作らない。
わたしの中では、家で食べるカレーはあくまでもカレーライス、昭和の料理だから。
とはいっても、ちょっぴりオリジナルの要素も加味する。
缶詰のトマトとワインビネガー、それにヨーグルトで酸味を効かせる。酸の作用で、お肉も柔らかくなる。
マーマレイドやバターも加え、仕上げにインド直輸入のガラムマサラ(カレースパイス)を入れてできあがり。
ご飯も大事、今夜は玄米と黒米のライスにした。
「チーズにはワイン、カレーにはビール!」
訳のわかるようなわからないようなことを言って、殿方はビールとカレーで大満足。
「ウマイ!」「もっと食べたい、でももう食べられない」の連発で、今夜もおもしろおいしく夜が更けていった。


☆今夜のお献立;
ポークカレー・玄米ライス、トマトとモッツァレラのイタリアンサラダ、寒天とわかめの中華風サラダ。




豚肉とお野菜の中華風あんかけ丼。

中華風甘酢あんかけ丼


中華風のお丼が食べたくなりました。
でも冷蔵庫は寂しいかぎり。豚肉ちょっぴり、お野菜も余りものがちょろちょろ。
それらで、甘酢あんかけ丼をテキトーに作ることにしました。

まず、豚肉(バラ肉)を塩コショウして炒めます。
続いて、生姜・長ねぎ・白菜・レンコンを入れて、ざっと炒めたら、お酒と鶏がらスープ、それにお酢少々を加えて煮込みます。
お野菜がいい具合に煮えたら、調味料を加えて甘酢あんに整えます。
ケチャップ、お酢、お砂糖、みりん、お味噌、お醤油。
ご飯の上にかけるのだから、くっきりした味にするのがポイント。
あ、そうそう、五香粉と花椒(ホワジャオ)などのスパイスを入れると、ぐんと中華っぽくなります。
最後に、水溶き片栗粉でとろみをつけて、ごま油で風味と照りを出してできあがり。
今日は玄米ご飯にかけました。
ぱらっとほどける玄米が、甘酢あんかけにちょうどよく馴染みました。
具を大きめに切ったのも正解。
がつんとくる豚肉、やわらかな白菜、シャキシャキしたレンコン、いろいろな歯ざわりと味が個性的です。
スプーンですくう世界は、まるで元気の良い小学生のクラスみたい。
甘酢あんが優しい先生のように、クラスをうまくまとめていました。

あまり美味しそうに見えないって?
ううむ、今日もお風邪不調につき、盛り付けや写真まで気が回りませんでした。
でもホントに美味しかったんだから!


☆今夜のお献立;
中華風甘酢あんかけ丼、かぼちゃのお煮物、糸寒天のところてん風、お豆腐とかきたまの中華スープ、きゅうりの浅漬け。




カレイの煮付け。

お刺身とカレイのお煮付け


お風邪で体調不良、カラダも心も力が入りません。
そのせいか、写真もいまいち。あまり美味しそうに見えないですね。
特に、浅羽カレイのお煮付け。
写真の100倍は美味しかったです。ホント。

カレイにしろキンメダイにしろ、お魚の煮付けにはちょっとしたコツがあります。
お魚の臭みを出さないようにすること、これが第一です。

1)煮汁に入れる前に、熱湯をかけて臭みやぬめりを取る(霜降り)。
2)お魚は、煮汁が沸いているところへ入れる。
3)生姜やごぼうなどをいっしょに煮る。

これに加えて、わたしは梅酒や梅酒の実を入れることが多いです。
今日は梅酒の実と、山椒の実の醤油漬けを入れました。
山椒の実は梅雨頃、ほんの短い期間だけ、生のものが出回ります。
それでピリリと辛いちりめん山椒を作るのが、毎年の楽しみなのですが、このとき余った山椒の実(下処理したもの)を薄口醤油に漬け込んで冷蔵保存しておきます。
生のものよりすこし香りは落ちますが、ちりめん山椒を作るほか、こうした煮魚や佃煮、煮物和え物などに使えて重宝します。


☆今夜のお献立;
お刺身、カレイのお煮付け、糸寒天ときゅうり・ハムのサラダ、湯豆腐、お雑煮。



貧乏人の筑前煮。

貧乏人の筑前煮


筑前煮といえば、鶏肉と根菜を炒め煮したもの。
全国どこでも作られる家庭料理のひとつですが、もともとは福岡の郷土料理「がめ煮」です。
お料理屋さんやデパ地下などで会う筑前煮は、根菜や干し椎茸、タケノコ、コンニャクなどさまざまな具が入り、色取りも美しい。
ハレの日に作る筑前煮なら、そういうよそゆき顔に整えたいものですが、家庭料理としての筑前煮は、もっとカジュアルなものでしょう。
必要以上にお金をかけず、ありあわせの材料で、それらしく美味しく作る。
家庭料理はそういうスタンスでいいと思います。

とはいえ、今夜の筑前煮はホントに間に合わせの材料のみ。
鶏肉も入らず、冷蔵庫にあったちくわで代用となれば、筑前煮といえるかもあやしい。
でも、味も気分も筑前煮です。
「貧乏人の筑前煮」と呼ぶことにしましょう。
あ、この場合の貧乏人は、心は豊かなんです。

━━ぼろは着てても心は錦
だいぶ意味がそれてしまうけれど、まあそんな感じ。
少々材料が足りなくても、少々手抜きをしても、大事なのは心意気。
ささやかな愛情と思いやりを食べて、明日も元気に過ごせますように。


☆今夜のお献立;
カレイの干物、根菜とちくわのお煮物、糸寒天ともやし・春菊のお酢の物、奈良漬。おみかん。

おかめうどん。

おかめうどん


おかめうどん(そば)は、かまぼこ・椎茸・青菜などで、おかめさんの顔を形作るのをいうらしい。
でも、ホントにお顔になっているのは見たことないな。
今夜のは、余りモノおかめさん。
かまぼこと伊達巻は湯通しして、おうどんのつゆでさっと煮ます。
ふわふわにふくれた伊達巻と、とろとろに煮えたおねぎが美味しかった。

おノドと首のリンパ腺が腫れて痛いです‥


☆今夜のお献立;
おかめうどん、わかめのぽん酢おひたし、おみかん。

石狩鍋デビュー。

石狩鍋


お正月の新巻き鮭が残っていたので、石狩鍋にしました。
実は、わたしは石狩鍋を食べたことがありません。
いろいろ調べたところ、鮭とみそ味・昆布だしは最低限のルール、じゃがいも・お豆腐・ホタテがベーシック・ルール、その他バターとお野菜はオプションという感じらしい。

いっしょに鍋をつつく友人に相談したら、ホタテと生牡蠣を買ってきてくれました。
新巻き鮭は塩抜きし、ウロコと骨を取っておきました。
お魚の生臭さを消すために、長ねぎと生姜それとお酒を多めに入れます。
ぐつぐつ煮立ってきたら、白味噌と田舎味噌などで味を調えてできあがり。
味がくっきりついているお鍋は苦手なのですが、この石狩鍋は想像以上に食べやすくて美味しかったです。
バターを落とすと、また風味が変わって美味しい!
特に、鮭とじゃがいもはバターとよく合います。

途中で思いついて、酒粕を入れてみました。
すると、味見した友人と夫が
「これはアブナイ!」「これはイカンだろう!」
と大げさに顔をしかめてみせました。
えっ、失敗だった?
おそるおそる飲んでみると、素晴らしく美味しいではありませんか。
酒粕で味に丸みと奥行きが出て、お汁だけで何杯も飲みたいくらい。

こうして無事、石狩鍋デビューできました。
そのうち専門店で、ホントの味を確かめてこなくっちゃ。
ごちそうさまをするころには、カラダがぽかぽか。
リンパ腺が腫れて悪寒がしていたのですが、これでなんとか乗り切れるかな。


焼肉じゅうじゅう。

焼肉じゅうじゅう


久しぶりに、焼肉をしました。
といっても、食卓にガスコンロを出して、グリルパン(溝がついているフライパン)で焼く簡単なものです。
牛カルビが美味しかったのは言うまでもないけれど、豚肉も脂が落ちてカリッと焼きあがったところなど、かなり美味しかったです。
ついでに言えば、わたしはそのお肉の脂がついたお野菜が大好き。
本日のお野菜のヒットは、レンコンでした。
サクサクとした歯ざわりと、淡い甘さが美味しかったです。
このレンコンは、新潟の義母から送ってきたもので、新潟県の特産物「大口れんこん」と呼ばれるものです。
切り口が真っ白で美しく、きめこまやかでみずみずしく、サクサクと軽い歯ざわりが特徴です。
おととい天ぷらにしたのも、とても美味しかったです。

焼肉は楽しくて美味しいけれど、困ることがちょっぴり。
わたしにはすこし重くて、胃もたれしてしまいました。
もうひとつ。おうち中が焼肉フレーバーになってしまい、大慌て。
窓を開け放して、お香を炊いて、ようやくなんとか安眠できる家に戻りました。笑





エリザベスカラーつけてます‥

マイローです‥  
あんよをまいにちなめてたら、びょういんにつれてかれて、エリザベスカラーつけられた。先生は「ほらマイロー、カッコイイよー」といったけど、あちこちぶつかるし、肩とくびがこるよ。
ボク、もしかしてすごいおびょうき? ←大げさだってば!by飼い主


脱力的楽味金曜。

らくちんだけどたのしいごはん


昨日ボリュームのあるごはんだったので、今日はありあわせで。
美味しいワインと楽しい会話があれば、それで十分。
シチュウに見えるのは、ポトフ風のスープです。
お野菜と鶏肉を煮て、牛乳と余っていたチーズを溶かしいれたもの。
シチュウよりもうんと軽いですが、白カビ系チーズの独特の風味で深みが出ました。
久しぶりの白ワインがぴったりでした。


☆今夜のお献立;
1つ目のお皿{アボカド冷奴とさつまあげ}、2つ目のお皿{アジの南蛮漬け昨日の残り}、チーズ風味の具沢山ミルクスープ、チーズピザ(市販・写真なし)、ナッツ。

一度で二度美味しい!かき揚げとアジの南蛮漬け。

天ぷらとアジの南蛮漬け


今晩は天ぷら、と決めてありました。
ところが母が「美味しそうよ」と、豆アジを2パック買ってきました。
どうやら、わたしに南蛮漬けを作ってもらおうということらしい。
こういうものはたくさん作った方が美味しいから、こちらも大歓迎。

さっそく豆アジの下処理。内臓とぜいごを取り除きます。
中には、キミは豆アジの中でもとびっきりおチビちゃんでしょう、というのがいて、かわいいやら包丁を入れにくいやら。
小麦粉を薄くまぶして、弱めの中火で、丸ごと食べられるようじっくりと揚げます。
揚がったら即、マリネ液にじゅっと浸していきます。
マリネ液は、米酢・お酒・みりん・お砂糖・薄口醤油を入れて煮立て、最後に柚子の絞り汁と玉ねぎ(塩もみしておくといい)を加えます。
甘さ酸味の加減は、甘酢よりもややお酢がきつめ。
あとで揚げたアジの油が加わわるので、シャープな味にしておくのがコツです。
エスニック風にするのも好きですが、今日は天ぷらとケンカしないよう和風にして、薬味は三つ葉とセリにしました。
南蛮漬け好きの母は、大喜びで半分持ち帰りました。

アジの南蛮漬け



さて、天ぷら。さつまいも・れんこん・おなす・かき揚げです。
カラリと美味しく揚がりました。
天ぷらにお悩みの方、「サクサク天ぷら衣の裏技」をどうぞご覧ください。
きっと上手くいくようになりますよ!

今日のかき揚げは、ホタテと春菊とセリです。
具に少量の小麦粉を入れて混ぜ合わせてから、天ぷら衣を加えます。
油に入れる際は、スプーンでお鍋の縁からそっと入れて、固まるまですこしの間、スプーンと菜箸で支えて形を整えます。
こうすれば、かき揚げバラバラ事件がかなり防止できます。


かき揚げ茶漬け。おいしい!!


かき揚げをシンプルに、お塩や天つゆで食べるのは美味しい。
でももっと美味しくなるのが、かき揚げのお茶漬け。
ご飯の上に、揚げたてのかき揚げとたっぷりの薬味、刻んだお漬物を乗せます。
かき揚げには、お塩をぱらり。
そこへ、アツアツのお出汁(お澄ましくらいの味付け)をそそっとかける。
お番茶でもOKです。
サクサクのかき揚げがほろりとほどけ、お汁とご飯がそれを優しく受け止めます。
香り高いセリと三つ葉、酸味が効いたお漬物が、横からいい具合にジャブを出してきます。
お箸がさらさら踊り、旨みがぐわぁんぐわぁんと口に広がり、するする胃の中へ収まっていく。
途中で余計なおしゃべりをしている場合ではありません。
最後まで一気に食べるべし、いや食べざるを得ない美味なのです。

「一度で二度おいしい」には、かき揚げも含まれるのかもしれません。
アジの南蛮漬けも明日になったら、また美味しくなるでしょう。
美味しいものはいっぺんでは終わらせないのが、食いしん坊ってものでございます。


ありがたさ染みるごはん。

寒ブリとさつまあげ、黒豆の炊き込みご飯


寒ブリが美味しい季節ですが、なんでも今年は不漁だとか。
例年より大幅な高値で、数も出ていないようです。
そんな中、スーパーで偶然、ブリさんに会いました。
残り数パックでした。ラッキー!

今日はすこし体調がしんどいし、ブリの他のおかずはどうしよう。
と思っていたら、鹿児島のさつまあげをいただきました。
ほんとに助かりました!
あとは、母が浸けた白菜のお漬物や、お正月の黒豆煮(これも母からのおすそ分け)の残りを入れて、玄米の黒豆炊き込みご飯など。

友人身内の温かい心遣いとささやかな幸運に恵まれて、今夜もなんとか美味しい食卓になりました。


☆今夜のお献立;
寒ぶり、さつまあげ、糸寒天ともやし・わかめのお酢の物、お漬物、玄米の黒豆炊き込みご飯、電子レンジで簡単卵豆腐。おみかん。

■過去の記事から、参考記事をピックアップ;
さつまあげ→「薩摩の名産、さつまあげ」 / ぶり→「出世魚ぶり



とんかつ定食。

とんかつ定食


「目黒のあのお店のトンカツ、また食べたいわね」
何気なくつぶやいた一言が、数日たっても消えずに、家の中にぽつりと漂っていたみたい。
朝からモーレツに、とんかつが恋しくなってしまいました。
ならば、すぐに作ればいいのですが、そうはいかない。
というのは、まず冷蔵庫に美味しい豚肉が入っていない。
この場合、「美味しい豚肉」というのが肝心なのです。
たまにしか作らないカツだから、スーパーの安売りお肉ではふさわしくないというわけ。
もうひとつの障害は、わたしの体調がさえないこと。
肺に難病を抱えているので、寒さや疲労は体調にかなりダメージがきます。
今日は、ちょっとカツを作るのはしんどいな‥‥。

というわけで、お肉屋さんにカツを買いに行きました。
お肉もカツやコロッケなどのお惣菜も美味しい、地元で人気のお肉屋さんです。
夕方の混みあう時間のすこし前。
お店のおばちゃんが「いらっしゃい」と愛想良く、奥から出てきました。
「カツね。揚げたのもあるし、衣がついていておうちで揚げるだけのもありますよ」
どちらにしようかと迷っていたら、おばちゃんがにっこりしました。
「ちょうど油をあたらしくしたばかりだから、揚げましょうか」
ええ、それはもうぜひ! 
揚げたてのカツとコロッケは、乾いた冷たい空のもと、とても素敵な匂いを放つカイロでした。

帰宅して大急ぎで、ご飯を炊いてお味噌汁とサラダを作って、とんかつ定食のできあがり。
カツは、揚げ油とロースの脂の旨みががっしり組んで、「どうだ、トンカツさまだ、ウマイだろう」と誇らしげな美味でした。
お惣菜を買うのは手抜きといえばそうだけれど、これはもはや単なる手抜きを超えている。
お肉屋さんのおばちゃんとわたしの美味しいコラボレーション!
そう言いたくなるような楽しいとんかつ定食でした。


☆今夜のお献立;
とんかつ定食(コロッケともやしのお味噌汁つき)、おみかん。ビール。

バームクーヘンと樽酒。

クラブハリエのバームクーヘン


近所に住む友人といっしょに、よるごはん。
ごはんといっても、お酒と肴がメインだったので、プチ宴会です。
友人は秋田のお酒のほかに、
「いただきものなんだけど、ひとりじゃ食べきれないし、いっしょに食べた方が美味しいから」
と、バームクーヘンを抱えてやってきました。うれしい!



干物と八重寿の樽酒


お酒は、秋田の八重寿(やえす)。
「八重寿 樽酒」と書いてあるだけの簡素なラベルがついています。
彼が馴染みの酒屋さんでみつけた、ちょっと珍しいものらしい。
樽の木の香りがすがすがしくて美しい。
飲み口はこっくり味わい深く、後味はすっきりキリリと引き締まっていて、干物に負けない凛とした強さがありました。
今夜の干物は、さば・いか・はたはた・かれい。
カレイの白身の淡白な味も、サバのぐぐいと引いて返すような力強い味も、干物になると、また新たな落ち着いた旨みが出て美味しかったです。

デザートに、バームクーヘンをいただきました。(写真上)
クラブハリエのバームクーヘンです。
日本酒に干物にバームクーヘンとは、妙ちきりんではありますが、美味しいものに国境なし。
「だいぶお腹いっぱいだから、小さめにカットしてね」
なーんて言っていた殿方でしたが、トンデモナイ!
「おお、ウマイなぁ。もう一切れ食べようか」
と彼が言えば、夫も
「開封したら本日中って書いてあるぞ。やっぱり美味しいうちに食べた方がいいよね」
と、わたしを見ます。
「はいはい、そうね、カロリー高いだろうけれど、今日だけね」
と、結局あの大きなバームクーヘンの半分を、三人で食べてしまいました。



八重寿銘醸株式会社
■「たねや」クラブハリエ ※クラブハリエは、和菓子の「たねや」の洋菓子部門。



大雪と胡麻餅。

大和屋の「胡麻餅」


夫が新潟(中越)の実家へ、雪下ろしの手伝いに帰りました。
これはそのお土産。
以前「越の雪」をご紹介した、越の雪本舗大和屋の「胡麻餅」です。
もちもちっとした食感と、豊かな胡麻あんが美味です。


「20年ぶりの大雪」は、文字通りの大雪でした。
雪国育ちの夫も、ああこれはひどいや、と思ったそうです。
実家のあたりは、ニュースで流れている地域ほどの大雪ではないのですが、それでも一冬分の雪がもう既に降ってしまった印象。
毎日のように吹雪き、雪下ろしをしてもしても、すぐまた積もる。
辛抱強いといわれる雪国の人々ですが、疲れ果て呆れ果て嫌になりつつあるかもしれません。
雪が本格的に降るのは、むしろこれから。心配です。


長岡駅前の様子

長岡駅前の様子。
市内中心部は消雪パイプが通っているので、車道の雪は溶けています。


湯沢。雪おろしする人影

湯沢のあたり。車中からの撮影。
雪下ろしをしている人が見えます。見えている家は、3階部分。
このあたりは、町がすっぽり雪に飲み込まれてしまって、吹雪と積もった雪とで、何も見えないスノーグレイが続くばかりの風景だったそうです。



雪を捨てるところがありません。

大雪で問題になるのは、雪下ろしの人手と雪を捨てる場所。
どこの家も、積もった雪と前に下ろした雪で、もう場所がありません。


雪囲い

窓の外に、木を何本か横に渡してあるのが「雪囲い」です。
積もった雪や下ろした雪で、窓などが割れるのを防ぎます。



分厚すぎる雪の下でも、ふきのとうは春の準備をしているでしょうか。
ああ早く、雪がお休みになりますように。
ああ早く、春が来ますように。

七草粥らしきもの。

七草粥?


豊年と無病息災を祈願して、1月7日に七草粥を食べる風習は、江戸時代に広まったといわれています。
「春の七草」とは、セリ・ナズナ・ゴギョウ(ハハコグサ)・ハコベラ(ハコベ)・ホトケノザ・スズナ(カブ)・スズシロ(ダイコン)、のこと。
もっとも、七草は時代や土地によって、いろいろな種類があったようです。

我が家も毎年、できるだけ、七草粥をしています。
「できるだけ」っていうのが、既にだいぶ脱力しているわけですが、七草粥はお正月の暴飲暴食で疲れた胃腸を休める意味もあるので、まあいいでしょう。
七草のパックを買うこともあれば、ベランダのハーブも活用して「アレンジ七草」にすることもあれば、七種類そろわないこともあります。
今年がそう。
諸所の事情で、冷蔵庫にあったセリと三つ葉のみになりました。

いわゆる「七草」は、多少クセやアクがあります。
より美味しく食べるには、お粥さんとは別に、七草をさっと塩茹でして刻み、それをお粥さんに混ぜます。
でも今年の「二草」はその必要なし。
新春のすがすがしい香味を生かすために、生のまま刻んでお粥さんの薬味にしました。
でも、気分はあくまでも七草粥。

こんなゆるい姿勢ではありますが、今年も一年、季節の行事と食卓を守っていきたいと思います。



韓国みやげの本場キムチ

韓国土産にいただいたキムチと韓国海苔。左の巻いてあるのはボッサムキムチ。
実はわたしはどちらかというと、キムチはちょっぴり苦手。
でも本場のは、辛さと旨みに深みがあって、やっぱり美味しかったです。





アイスクリーム大好きワン

おやつにハーゲンダッツの黒ごまを食べました。胡麻のクレームブリュレみたい。
マイローは、飼い主に似て?アイスクリーム大好き。カップもらったら離さないぞー!

海の幸が届いた!

新潟の海の幸

新潟の海から、美味しい干物と松葉蟹が届きました。
干物は、ほっけ・さば・たい・かれい・はたはた・いか です。
数日中に食べきれない分は、冷凍しておきました。



ほっけの干物と松葉かに

そんなわけで、今夜はカニとホッケ。
カニさんは、夫と分業体制で身をかき出しました。
ふるふるぷりぷり、甘くて美味しかったです!
ほっけも身が厚くて、ふんわりやわらか。
ほっけは大きすぎて、たいてい食べている途中で飽きてきてしまうのですが、これは美味しくて「猫またぎ」状態までしっかり堪能しました。
ぬるめの燗にした八海山がくいくいっと空いて、心地よいほろ酔い加減の夜でした。


☆今夜のお献立;
松葉かに、ほっけの干物、ほうれん草の胡麻和え、お味噌汁とお漬物。


越後村上の塩引き鮭。

塩引き鮭の夜ごはん


毎冬、「越後村上うおや」さんの塩引き鮭を注文しています。
うおやさんは真夏の岩牡蠣でもお世話になるのですが、塩引き鮭は絶品。
ふつうの塩鮭や新巻き鮭では味わえない美味です。
これがなくては、とと(魚)で年取りする我が家にお正月は来ない、といっても過言ではありません。

塩引き鮭のふるさと、新潟県村上市は、鮭の一人あたりの消費量が日本一といわれています。
村上の人々は長年、サケと共に生きてきました。
郷土料理にもサケは深く息づいており、100を超える鮭料理は、頭から尻尾まで味わいつくします。

村上のサケ漁の歴史は古く、平安時代、越後村上が中御門大納言家(藤原氏)の荘園だった頃、
村上を流れる三面川(みおもてがわ)のサケが、京に献上されていたといわれます。
江戸時代になると、村上内藤家の藩士青砥武平次(あおとぶへいじ)が、日本で初めて鮭の回帰性を発見し、「種川の制」を考案しました。
「種川制度」は、サケの天然産卵を保護するために人工的に作られた産卵用河川で、三面川では1750年代(宝暦年間)に村上藩の事業で行われました。
明治11年には、アメリカの孵化技術を取り入れ、村上城のお堀端に、サケの人工孵化施設「育卵場」を日本で初めて設け、人工孵化に成功しました。
サケ漁の利益は、失業した旧士族に大きな助けになったようです。
当時はお堀と三面川がつながっており、お堀で孵化した稚魚は、水流の穏やかなところで十分生育した後、海へと下ることができました。
現在、サケの放流数は800万尾にのぼり、遡上数は2万9000尾余、回帰率は0.2〜0.3%にとどまっています(サケの回帰率は全国平均で約4%)。
回帰率の低下した主な原因は、稚魚の生育環境が悪化したためとされていますが、お堀の消滅も一因になっているとも言われています。

サケが美味しくなるのは、9月から12月。
この頃のサケは、産卵のために帰ってきた川に上る直前のサケで、身が大きく、よく締まっていて「秋味」ともいわれます。
「うおや」の塩引き鮭は、三面川の秋鮭を独特の製法で加工したものです。
一週間ほど塩漬にした後、水出し塩抜きをして、塩加減を調整し、その後、真冬の日本海の寒風で一週間陰干しにして完成するそうです。
熟成して鮭の臭みや余分な脂が抜け、旨みだけがぎゅっと凝縮されています。
塩加減もほどよく、やわらかな塩気が、良質な鮭の甘みを引き立てます。
この塩引き鮭を、炊きたてのピカピカもっちりの新米コシヒカリでいただくと、ほんとうにしみじみ美味しい!
ご飯お代わり必至の、キケンな美味でございます。
我が家では密かに「冬のゴールデンコンビ!」と呼んでいます♪



塩引き鮭といくらの親子

塩引き鮭と「はらこ」の親子。お茶漬けにしてもおいし〜!
(はらこ;村上の三面川の鮭の卵をお醤油とお酒で味付けしたもの。この地方独特のもの)


☆今夜のお献立;
塩引き鮭、はらこ大根おろし、糸寒天ときゅうりのお酢の物、自家製味噌の胡麻甘味噌、お漬物、お味噌汁。

越後村上うおや 
塩引き鮭は晩秋から初夏までの期間限定。
一切れずつパックされているものは、冷凍保存できるので便利です。




「今半」風?すき焼き。

すき焼き!


いつもより少し奮発して、デパ地下のお肉専門店で、前澤牛を調達しました。
今年も一年、気力体力が充実するよう、牛さんから気をいただくつもりで。

せっかくの前澤牛さんなので、すき焼き用のぺろんと長くて広いお肉は、切らずに使うことにしました。
そこで、今日のすき焼きは「今半」風に。
いつもは我が家は、牛肉とお野菜などの具をいっぺんに割り下で煮る、牛鍋スタイルにすることが多いのです。

まず牛さんを堪能してから、ゆっくりお野菜や他の具を楽しむという順番で食べます。
カンカンに熱したすき焼き鍋に、割り下をジュッと1センチくらい注ぎます。
そこへお肉を広げて入れ、ミディアムレアほどに、さっと煮ます。
そうしたら、溶いた生卵にくぐらせて「さあさあお上がりなさい」と始めます。
甘辛い割り下が卵でまろやかに包まれ、かみ締めれば、牛さんの健やかにして頼もしい旨みがじんわり広がります。
ああ、なんと素敵な世界!
今夜開けたミディアムボディの赤ワインが、これまたよく合うこと。
強めのタンニンとわずかにスパイシーな風味が、とてもうまい具合に牛さんを引き立てます。
ささやかな酒池肉林とはこのことよ、という感じ。

「すき焼きは素晴らしいね。人をヤル気にさせる」
ほろ酔い加減の夫が、機嫌よく言いました。
「どういう意味?」
「また美味しいすき焼きを食べられるよう、がんばって働こうじゃないか!って気分になる」
ふふふ、と思わず笑いました。まったくもって賛成だわ。
「そうね、よろしくお願いします。こちらも後方支援、がんばりますっ」

そんな会話を交わすほど、今夜のすき焼きは美味でございました。(写真はイマイチですね)
なのだけど、二人で350gは多すぎたようです。
何しろお野菜をいっぱい食べたし、それにあまり認めたくないけれど、やはりもう「お肉が大好き♪」というお年頃は過ぎたのです。
はちきれそうな満腹はもういらない。
すこし物足りないくらいが、美味をしっかり享受できるのでしょう。

━━美味しいものをすこしずつ。
どうやら、これが今年の合言葉になりそうです。



イヌの敷物?

お肉の匂いに気が気でなかったイヌ。
イイコにしていればもらえるかも、とじっと待っているうちに、眠くなってしまったようです。
(戌年ゆえ、今年は愛犬マイローがしばしば登場します。どうぞお付き合いくださいまし。)


人形町「今半」
→以前ご紹介したときの日記はココ。3月12日参照。


トマトソースのパスタ。

お正月三日。
友人と美味しい赤ワインを傾けつつ、録画しておいた「ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート2006」を楽しみました。
今年の指揮は、マリス・ヤンソンス。なかなか楽しい選曲でした。
ごはんは、簡単にイタリアン風で。
そろそろお正月にさよならです。


スモークサーモンのサラダ


スモークサーモンのサラダ。
サラダといえば、我が家ではオリーブ油とバルサミコ酢・レモン汁が定番です。
が、今夜はスモークサーモンに合わせて、ドレッシングを作りました。
卵黄にEXバージンオリーブ油を混ぜて乳化させ、レモン汁とお酢を混ぜます。
要するにマヨネーズですが、市販の無添加マヨネーズも加えて、労力をちょいと省略しました。
サワークリームとヨーグルト、マスタードちょっぴりを混ぜて出来上がり。
お正月の食卓は生野菜が少ないので、サラダは大好評でした。


トマト


トマトのパスタ。
たっぷりの玉ねぎとベーコンとアンチョビ少々を炒めます。
オリーブ油に浸してあったドライトマトを刻んだのと、缶詰のイタリアン・トマトとバジルとオレガノを加えて、ぐつぐつ煮ます。
味付けはお塩、バルサミコ酢とケチャップ各少々、シェリー酒。
茹でたパスタを混ぜ合わせて、最後にパルメサンチーズをすこし混ぜてできあがり。
さっぱりした味ですが、ボケていなくてちゃんとパンチがあって、美味しいパスタになりました。

あとは、チーズとかラスクとかオリーブのマリネとか。
「今年も美味しいものをいっしょに食べようね」
と友人に言うと、彼は笑顔で
「うむ、そうしよう」
と言い、わたしのグラスに深いルビー色のワインを並々と注ぎました。
今年も楽しい美味しい年になりそうです。