「今半」風?すき焼き。

すき焼き!


いつもより少し奮発して、デパ地下のお肉専門店で、前澤牛を調達しました。
今年も一年、気力体力が充実するよう、牛さんから気をいただくつもりで。

せっかくの前澤牛さんなので、すき焼き用のぺろんと長くて広いお肉は、切らずに使うことにしました。
そこで、今日のすき焼きは「今半」風に。
いつもは我が家は、牛肉とお野菜などの具をいっぺんに割り下で煮る、牛鍋スタイルにすることが多いのです。

まず牛さんを堪能してから、ゆっくりお野菜や他の具を楽しむという順番で食べます。
カンカンに熱したすき焼き鍋に、割り下をジュッと1センチくらい注ぎます。
そこへお肉を広げて入れ、ミディアムレアほどに、さっと煮ます。
そうしたら、溶いた生卵にくぐらせて「さあさあお上がりなさい」と始めます。
甘辛い割り下が卵でまろやかに包まれ、かみ締めれば、牛さんの健やかにして頼もしい旨みがじんわり広がります。
ああ、なんと素敵な世界!
今夜開けたミディアムボディの赤ワインが、これまたよく合うこと。
強めのタンニンとわずかにスパイシーな風味が、とてもうまい具合に牛さんを引き立てます。
ささやかな酒池肉林とはこのことよ、という感じ。

「すき焼きは素晴らしいね。人をヤル気にさせる」
ほろ酔い加減の夫が、機嫌よく言いました。
「どういう意味?」
「また美味しいすき焼きを食べられるよう、がんばって働こうじゃないか!って気分になる」
ふふふ、と思わず笑いました。まったくもって賛成だわ。
「そうね、よろしくお願いします。こちらも後方支援、がんばりますっ」

そんな会話を交わすほど、今夜のすき焼きは美味でございました。(写真はイマイチですね)
なのだけど、二人で350gは多すぎたようです。
何しろお野菜をいっぱい食べたし、それにあまり認めたくないけれど、やはりもう「お肉が大好き♪」というお年頃は過ぎたのです。
はちきれそうな満腹はもういらない。
すこし物足りないくらいが、美味をしっかり享受できるのでしょう。

━━美味しいものをすこしずつ。
どうやら、これが今年の合言葉になりそうです。



イヌの敷物?

お肉の匂いに気が気でなかったイヌ。
イイコにしていればもらえるかも、とじっと待っているうちに、眠くなってしまったようです。
(戌年ゆえ、今年は愛犬マイローがしばしば登場します。どうぞお付き合いくださいまし。)


人形町「今半」
→以前ご紹介したときの日記はココ。3月12日参照。


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