鎌倉レ・サンジュのソフトクッキー。

クッキーはサクサクしてなくっちゃね。
と思っていましたが、レ・サンジュのソフトクッキーに出会って、すっかり心を奪われてしまいました。
ソフトといっても、アメリカンクッキーのソフトタイプみたいに、ねっとり歯にくっつく感じもなく、イギリスのスコーンやショートブレッドみたいに、ぼろぼろもろもろした感じでもないのです。
しっとり、ほろりとしたやわらかさ。
小さな子供からお年寄りまで、無理なく食べられるソフト感です。
食感とともに素晴らしいのは、豊かな風味。
バターがふんわりとベースに流れ、そこにフルーツやチョコレートやナッツが重なります。
その重なり具合が決して鮮やか過ぎず、優しくて上品で慎み深いのです。
どこかしらレトロな雰囲気で、懐かしさすら感じるのは、バターの味が強すぎないからかもしれません。
コーヒーよりは、紅茶や緑茶が似合う気がしました。
ところで、このソフトクッキーは「鎌倉の小石」という、洒落た名前がつけられています。
鎌倉は、南仏のニースと姉妹都市関係にあります。
ニースの美しい海、 Baie les Anges(天使の湾)の海岸は、平らな小石が敷き詰められいて、風光明媚なのだそうです。
レ・サンジュのソフトクッキーは、そのニースの小石にちなんで名付けられました。
名前もお味も、フランスのテイストを残しつつ、鎌倉らしさに溢れているクッキーなのです。
バターたっぷりのリッチなクッキーや、サクサクのサブレタイプのクッキーも、それぞれ魅力的です。
でもこのソフトクッキーは、そうしたクッキーとはまったく別の世界に住む、お姫様のようなお菓子。
口に運んでいる間じゅう、ずっと幸せな気持ちになりました。
■鎌倉レ・サンジュ
ソフトクッキー「鎌倉の小石」/ 写真はMサイズ(2100円)
世界食品コンクール・モンドセレクション3年連続金賞受賞。
写真中央の長細いクッキーは、しっとりやわらかな生地の間にフランボワーズジャムがサンドされていて、まるでケーキみたいでした。
お店のサイトでお買い物できます。




