旨いシュウマイに必要なこと。〜手作りシュウマイのポイント

リベンジで大成功のシュウマイ。むっちりジューシー!


そちらの貴方、蒸かしたてアツアツのシュウマイはいかが?
上等な羽枕みたいな弾力があって、噛むほどにジューシーな旨みが出て、でも後味はあっさりしているから、もうひとつとお箸が止まらなくなるような、手作りのおいしいおいしいシュウマイ。
作るのは意外と簡単、材料も少なめよ。
作ってみる?食べてみる?


久しぶりにシュウマイ(焼売)を作りました。
あまり久しぶりすぎて勘が鈍っていたらしく、初回の出来は、「味は悪くないけど、うーん‥」てな具合でした。
おまけに、ここだけの話だけど、蒸篭を運ぶときに手が滑って、二段蒸篭の下の段を床にぶちまけちゃって、それはそれは悲惨なことに。
気分は最悪、風船がしゅるしゅる萎むみたいにがっかり。
「もう当分シュウマイは作らないわ、ぷんっ」
と、その晩はひとり勝手にむくれていたのでありました。

味はいいけどと言い訳した失敗作のシュウマイ

でも、そのままにしていたのでは、食いしん坊の名がすたる。
料理好きの名が泣く。


翌々日、前回の反省と改善策を真剣に検討しました。
それから前回みたいに粗相をしないように、リラックスと緊張を同じくらいに混ぜ込んで、新しい気持ちでさあリベンジ。

用意するのは、良質な豚バラ肉・玉ねぎ・ありあわせの魚介、あとは調味料とシュウマイの皮。
量の目安は、豚:玉ねぎ:魚介(刻んだ状態で)= 2:2:1。
魚介は、ベビーホタテとエビとイカの冷凍があったので、それでよし。
流水解凍して粗く刻み、大さじ半分くらいの片栗粉を加えて、ささっと混ぜておく。
玉ねぎはみじん切りにして、明るい琥珀色になるまでじっくり炒めて、よく冷ます。
豚バラ肉(小間切でもOK)もみじん切りにして、ひき肉状にしておきます。

ここからはひたすら混ぜていくだけ。
最初に、豚肉にお塩・お酒・オイスターソース・ごま油を入れて、粘りが出るまでしっかり混ぜる(こねる)。
調味料の分量は、豚肉150gくらいに対し、塩小さじ1/4〜1/3、その他は小さじ1くらいだったかしら。
大事なのは、調味料を入れすぎないこと。
食べるときに辛子酢醤油を添えるし、魚介にも塩分があるから、調味料は控えめでいいのです。
それから、手早く混ぜることもポイント。
時間をかけてしまうと、豚肉が手の温度でだれてしまうから。
次に、冷めた玉ねぎと、刻んで片栗粉を加えた魚介を加えて混ぜる。
白コショウと、あれば五香粉(中華スパイス)があればすこしを加える。
そして様子をみながら、片栗粉を大さじ半分から1くらい加える。
ハンバーグ種よりも固めで、もっちりお団子みたいな手ごたえの固さにします。
できた肉種は冷蔵庫で15分くらい休ませます。

包むのはすごく簡単。
餃子を包むのが苦手なわたしでも、シュウマイならなんとなく形になるもの。
皮の真ん中に肉種を乗せて、左の親指と人差し指でオッケーマークをつくり、その穴の中にそっと押し込むだけ。
このとき、残りの三本の指はグーに曲げて、シュウマイの底を支えるのを忘れずに。
皮が破けないように、やさしくキュッキュッと形を整えればOKです。
たっぷり湯気のあがった蒸し器で、数分ほど蒸せばできあがり。


主役はシュウマイ!のシンプルなお献立


蒸かしたてはそりゃあもうウマイ!
ビール好きなひとは、そちらも忘れずにスタンバイしておかないとね。
からしをちょいとつけて、酢醤油(わたしはお酢が多めが好き)をつけて食べると、「ああ幸せ〜」と少なくとも心の中で叫ぶこと間違いなし。
ジューシーでコクのある旨さなのだけど、不思議と後味はあっさり。
化学調味料とか保存料などの添加物が入っていないからでしょう。
シュウマイって、ほんとは素朴でシンプルな味わいだったんですよね。
最近は買ってくることが多かったから、ちょっと反省しました。
買ってくるのは便利だし、豪華な具が入っているのもあるし、お店のプロが作るのは美味しいのも多いし。
それもわかるけど、でも、やっぱり大事なことは忘れちゃだめね。

どんなお料理も美味しい味も、基本は大切。
そして手間を惜しまず、食材と食べる人への愛情を惜しみなく。



☆11月21日(火)のお献立(画像二枚目);
失敗シュウマイ、凍り厚揚げと白菜のオイスターソース煮、冷奴、大根葉とセリの中華卵スープ。
☆11月23日(木)のお献立(画像三枚目);
成功シュウマイ、ほうれん草のにんにく炒め、お漬物と明太子、玄米ご飯。

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