わかさぎとメヒカリの唐揚げ。

ようやく、わかさぎ(公魚)を食することができました。
というのも、「1月に入ったらわかさぎ♪」を楽しみに、いつものお魚屋さんに何度か行ったのですが、どういうわけか運悪く、なかなかお目にかかれなかったのです。
お魚屋さんのご主人は、わたしの顔を見るなり、
「今日は、ワカサギ入っていますよ」
と、笑みを見せました。
「ああ、うれしい!フライにしようと思っているんです」
と言ったら、ご主人は
「フライにするなら、メヒカリもぜひ食べてみて。あまり入らないちょっと珍しい魚なんだけど、今日はいいのが入っているから。とっても美味しいですよ」
と、黒っぽい魚を指差しました。
それは目がぎょろりとして、隣の銀色に輝くワカサギと比べると、お世辞にも美味しそうとは思えないものでした。
でも、せっかくご主人がそうおっしゃるなら、と試してみることにしました。
ワカサギはシンプルな唐揚げにしました。
軽く塩コショウをして、小麦粉をはたいて揚げるだけ。
揚げたてをビールで食べるのは、ほんとにウマイ。
白い身がはらりほろりと、雪のかたまりのように口の中でほどけます。
この次は天麩羅にしよう。
食いしん坊は、もうそんなことを考えながら食べていました。
わかさぎ釣り(氷上穴釣り)とか、一度してみたいな。 →山中湖のわかさぎ釣り
メヒカリとワカサギ、見た目はこんな感じ。
(上がメヒカリ、下がワカサギ)

メヒカリは、ワカサギよりも一回り大きいです。
お魚屋さんが一尾一尾、きちんと内臓を出してくれていました。
塩コショウをし、小麦粉と片栗粉を同量合せて、カレー粉とパセリを混ぜ、溶き卵で溶いた衣をつけて揚げました。
頭から食べられるのですが、さすがにすこし口にあたります。
身はほろほろと崩れるほどにやわらかく、上質な脂と旨みが濃く、タラにも似ていて非常に美味しい。
メヒカリさんには悪いけれど、見た目からは想像できない味です。
食べきれなかった分は、ワインビネガーと玉ねぎなどに漬けて、南蛮漬けにしておきました。
翌日食べたのですが、これもとても美味しかったです。

■メヒカリ;
大きな目が青緑色に光って見えるのが特徴の深海魚。標準和名は、マルアオメエソ(もしくはアオメエソ)。 →メヒカリを研究している平川直人さんの「メヒカリinformation」が詳しい
見かけが良くないことや鮮度落ちが早いことなどから、獲れても水揚げせずに洋上で投棄されていた時代もあったらしい。が、近年、その美味が見直されている。
食べ方▼ 薄塩で半日ほど干して焼き魚にしたり、丸ごと唐揚げや天ぷらにする。鮮度がよければ刺身や寿司種にも使われる。
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聖護院大根と鶏肉の煮物。

お隣さんから、大きな聖護院大根をいただきました。
奥さんのご実家で自家栽培なさっているそうで、ちょっぴり不恰好な無農薬栽培。
聖護院大根はやわらかくて甘みが強く、ふつうの大根と違って、下茹でが不要なのも嬉しいところ。
とても美味しい聖護院大根でした。
お澄ましは、鯛のうしお汁。
前日の鯛のカルパッチョに使ったお刺身は、いつものお魚屋さんで買ったのですが、お顔と骨がついてきたのです。
さっと熱湯をかけ回してから、コトコト静かに煮て、ザルにキッチンペーパーをひいて漉(こ)します。
クリアで臭みのない、美しいスープが取れました。
昆布出汁と合せて、お酒・薄口醤油・お塩で味を調え、おねぎとお豆腐を入れます。
「なんて美味しいの!」
ため息をつきたくなるくらい、美味しいお汁でした。
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【聖護院大根と鶏肉の煮物】の作り方;
1)聖護院大根は皮を厚めに剥き、大ぶりにカットする。油揚げを熱湯で油抜きし、短冊に切る。鶏胸肉を食べやすい大きさに切る。
2)お鍋に、聖護院大根と油揚げを入れ、鶏がらスープで煮る。
3)大根に竹串がすっと通るくらいになったら、鶏肉を入れ、お酒・薄口醤油・お塩・みりん各少々で味を調える。鶏肉に火が通ればできあがり。
※お味は薄めのやや塩味が美味しいです。
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☆1月28日(月)のお献立;
塩引き鮭、聖護院大根と鶏肉の煮物、人参のきんぴら、ほうれんそうの胡麻汚し、鯛の潮汁、白菜のお漬物。ぽんかん。
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