酔っ払いのパエリヤ。

小さなケーキ屋さんだけど、とてもおいしい♪


親友がケーキとワインを持って、遊びに来ました。
彼女は子育てと親の介護で、息をつく間もないくらい、身も心も忙しく過ごしています。
あまりに疲れているのを察した彼女のお母さんが、
「お留守番しているから、たまにはゆっくり楽しんでいらっしゃい」
と娘を送り出してくれたのでした。

美味しいケーキでお茶を楽しんだら、さあ、飲み会を始めましょう。
チーズやオリーブ、セロリスティック、生ハムを並べます。
女ふたりだと素面でさえおしゃべりなのに、ワインでいっそう舌も滑らかになり、もはや永遠に枯れない泉のよう。
夫も共通の友人なので、まあ話の盛り上がることといったら。
笑い茸でも食べたかと思うくらい笑い転げ、ワインも気がつけば三本目が空きそうです。

実は、パエリヤの下ごしらえを途中のまま、飲み始めました。
楽しくて楽しくて、どうも酔っ払ったみたい。
パエリヤのことをすっかり忘れてしまい、しばらくして小腹がすいてから思い出して、大慌て。
三人でキッチンに立ち、切る人・炒める人・味をつける人と分業したら、あっという間にできました。
そして、あっという間に、お腹に消えたのでありました。


酔っ払いのパエリヤ


盛り付けなんてまるで考えなしだったけれど、とにかくなんだかとっても美味しかった!
ただ、酔っ払い三人組が勢いで作って食べたから、なにがどう美味しかったのか、どうしてあんなに美味しかったのか、という分析は残念ながら不可能です。
幻のパエリヤは、秘密のおしゃべりとともに霧消してしまったみたい。
まあね、また酔っ払ったら、あの味を再現できるかも、ということにしておきましょう。


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